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変圧器の損失の軽減
変圧器には、銅線自体の抵抗による銅損や、渦電流損やヒステリシス損による鉄損、また回路損などの損失がありますが、それらの損失を軽減するために、現在どのような研究が為されているのでしょうか? 単純に考えれば銅線を太く短くするとか、鉄損が少なくなるような鉄心材料を使うとかということなのでしょうが、他にどのような方法で損失を軽減しているのでしょうか。
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- ymmasayan
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回答No.1
いろんなバランスがあってなかなか難しいと思いますが、 とにかく、鉄損を減らす事が重要です。 従来は、珪素鋼板の性能を上げる事が最重要課題でした。 導電率の低下、方向性珪素鋼板の開発、レーザによる表面処理等 技術開発が続きました。 また巻き鉄心変圧器など磁気回路の特性改善技術も進みました。 今はアモルファスメタル鉄心が注目されています。 結晶になっていない(非晶質)金属ですね(参考URL) 銅損についてはなかなか難しいですね。太く短くといっても、 ある程度の巻数は必要ですし変圧器が大きくなってしまっては 元も子もありませんね。 超伝導変圧器も言われて久しいですが(銅損ゼロ)、 冷却電力との見合いで…。 今、どうなっているのでしょうかね。 ところで回路損て何でしたっけ?
お礼
URLは参考になりました。 アモルファスメタルのシェアも上がっているということで今後の開発が注目ですね。