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地絡で生じた零相電流

地絡で生じた零相電流は、上位の変圧器で中性点接地が無い場合、 一次側からさらに上流に通過して行くのでしょうか? 接地の有無に無関係に通過できない気がするのですがそれで合ってますでしょうか? もし上位に通過しなかったとしたら、 接地や安定巻線が無かった場合その電流はどこに行くのでしょうか? 変圧器に安定巻線があればこちら側に流れ込むと思いますが、それでどうなるのでしょうか? 鉄損や銅損で消費されるのでしょうか?

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  • check-svc
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回答No.1

>一次側からさらに上流に通過して行くのでしょうか? ●しません。 零相電流といえども、変圧器巻き線を流れる電流に違いはありません。 つまり、地絡電流は零相電流ではあるものの、変圧器から見れば負荷電流(他の正相電流や逆相電流)との区別はありません。 安定巻線は高調波対策であり、本件とは関係ありません。 分かりやすく言えば、地絡電流は三相の3線以外の対地帰路を流れる電流ですが、上位系の送電線では本来の3線を流れる電流になってしまいます。

Donotrely
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 そうですか、たぶん零相電流は一次側には抜けて行かないですよね。 ただ、安定巻線が無関係ということはないと思いますよ。 なぜならある資格試験で過去に、 一線地絡時に安定巻線の有無でどのような差が出るかを問い、 零相電流に対しては接地と類似の効果がある、と答えさせる問題が出題されたことがあり、 その問題に取り組む過程でここに質問してみようということになったからです。 原理としては零相ですから3線同相で、第三調波が循環するのと同じ原理だと思います。 しかし一線地絡では場合によりとても大きな電流が流れると思いますが、 それがどう消費されるのか知りたいと思ったのです。 ありがとうございました。