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シリ・カゲルとエージレス
食品会社はシリ・カゲルとエージレスの使い分けはどういう基準でしているのでしょうか?
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シリカゲル(途中で切るなら「シリカ・ゲル」): 名前のとおり「シリカ(二酸化珪素・珪酸)」の「ゲル」で、 その粒の中にある多くの空隙に、水分子などの極性分子が 吸着しやすいため、吸湿剤として使用されます。 ゲル: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB エージレス: いろいろ種類があったはずですが、もっとも一般的なのは 鉄粉などの酸化されやすいものを入れることで、パッケージ 内の脱酸素剤として使用されます。 使い分けとしては、 ・乾燥剤(シリカゲル、生石灰など): 食品の含水率が元々低く、湿気ることそのものが品質の 劣化になるもの。 (せんべいなど) ※湿気があることで酸化などの劣化が促進されるものも あるかもしれません。 ・脱酸素剤: 食品自体が比較的多くの水分を含むため、酸素を直接 除去しないと劣化が進んでしまうもの。 (ドライフルーツなど) ・・・といったことになっていると思います。
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- ssykpu
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- tarepanda009
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シリカゲルは乾燥剤なので湿気除去が主目的。 エージレスは脱酸素剤なので、酸素によって発生するカビの防止や食品の酸化を防ぐ効果があります。 食品を乾燥状態にしておけば長期保存が期待できる場合はシリカゲルのような乾燥剤でいいですが、食品自体がある程度の水分を含んでいる場合に乾燥剤は不適ですよね。 またエージレスは酸素除去しますから酸化防止効果があり、油脂分が多いような食品もエージレスが向いていることがあると思います。
- miu_chan
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シリカゲルは、乾燥剤。 水分を吸着して、スナック等がしけってしまうのを防ぎます。 エージレス(これは商品名です)は脱酸素剤。 酸素を吸着することによって食品の酸化による劣化を防ぎます。 ちなみに、 シリ・カゲルではなく、「シリカ・ゲル(Silica Gel)」です。