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球面上の距離について
球面上に与えられた2点の最短距離(大円距離)を求めるには球の中心とその2点で作られる2つの線分間の角度(rad)で求め、球の径との積を取れば求まると思います。これは、2点間に紐のような巻尺をあてて目いっぱい引張って測った長さとも言えると思います。 一方、直交曲線座標系の1つである球面座標でのベクトルA(=A1eθ+A2eφ)の長さの2乗は以下の様に表示されます。eθ,eφはそれぞれ、球面上での経度θ(東西)、緯度φ(南北)方向の基底ベクトルです。そのベクトルAの自分自身との内積は、 A・A=A1A1(eθ・eθ)+2A1A2(eθ・eφ)+A2A2(eφ・eφ) となります。ここで、座標の直交性から、(eθ・eφ)=0となります。ゼロとならないのは一般曲線座標とか斜交座標などです。そうしますと、 A・A=A1A1(eθ・eθ)+A2A2(eφ・eφ) x=Rcosφcosθ, y=Rcosφcosθ,z=Rsinφ (Rは球の半径) という関係から、具体的に基底ベクトル(eθ、eφ)を求めて、代入すると、 A・A=(A1Rcosφ)^2+(A2R)^2となります。((eθ・eθ)=0も確かめられます。) この式はAの(経度方向距離^2+緯度方向距離^2)となり、3平方の定理みたいになっています。これは冒頭で示した大円距離と一致しないと思います。具体的に式を求めるときはもっと複雑な式となるはずです。 このような展開のどこに間違いがあるでしょうか。基底ベクトルが空間的に変化することが考慮されていないことが問題のように思いますが。
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お礼
回答有難うございました。 微分幾何学とかその先のリーマン幾何学、さらに多様体などに広がっていくようなのでこの辺りに留めたいと思います。