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ラテン語の消滅について

カテゴリー違いだったらすみません。 今、ラテン語に興味を持って調べているのですが、ラテン語の消滅の公式確認は813年のトゥールの公会議ということになっていますが、公式に確認することに何の意味があったのでしょうか。 また、ラテン語をやめて民衆の理解できる言葉で話すようにする目的は何だったのでしょうか。 教えてください。

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  • BASKETMM
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回答No.2

語学にも、宗教学にも素人ですが、一言。 1.言葉は、自然に発生し、自然に消滅するもので「公式」に点滅!!出来るものではないですね。chao44 さんの言われる、公式確認とはカトリック教会がカトリックの枠内での使用に決定したものでしょう。 2.ラテン語をやめて民衆の理解できる言葉で話すようにする目的は何だったのでしょうかと書いておられますが、そうしなければ、民衆に理解して貰えず、布教が出来ないからと言うのでは答えになりませんか。マルチンルターが聖書のドイツ語訳を行った宗教改革時代の話。(ドイツ語に標準語??が出来た)、東方教会の布教活動に後押しされ、キリル文字/ロシア文字が普及した話と共通点があるように思います。 3.今もスイスのサンモリッツ地方などにロトロマンス語、ロマンシュ語(かな書きのため発音は不正確。言葉の分類も非専門的)と言われる少数言語があり、ヨーロッパ協議会の少数言語保護の対象になっております。もしローマ皇帝シーザーがこの世に生き返ってきたら、話が通じるのはこの地方の人々だけだと言われています。生活に使われる言語としてのラテン語は死滅した訳ではありません。

noname#73363
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 詳しくてすごく参考になりました。 やはりラテン語は難しかったということでしょうか。 「ラテン語の消滅の公式確認はトゥールの公会議」というのは本にのっていたもので、なぜわざわざ公式に確認する必要があったのか気になり、質問してみました^^; ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • camelo
  • ベストアンサー率19% (11/56)
回答No.3

ラテン語は消滅したわけではありませんよ。 カトリック教会で使用されるのは、正統的なラテン語でしょうが、他の方が書いていたロマンス諸語(イタリア語、スペイン語、ルーマニア語などなど)は、ラテン語の方言が発達したものです。 そういった意味では、まだ生き続けている言語でしょう。 日本語だって、古語と現代語では全くべつものでしょう? 目的は簡単です。キリスト教(カトリック)の布教のためには、正統的なラテン語よりも、俗語となったロマンス諸語を使う方が効果的だったからです。

noname#73363
質問者

お礼

回答ありがとうございます。参考になりました。 ラテン語が消滅したわけではなく、今もロマンス諸語などで残っているということは分かっているのですが、本に「ラテン語の消滅の公式確認はトゥールの公会議」という表記があり、気になって質問してみました。 やはり俗語を使うほうが分かりやすかったということですかね。 ありがとうございました。

  • Oubli
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回答No.1

 カトリック教会がラテン語による布教を諦めたということだと思います。ラテン語は既に一般民衆には理解できなくなっていたからでしょう。フランス語史からみたトゥール公会議の意義については下記のサイトを参照してください。 http://park1.aeonnet.ne.jp/~memoria/lingua/francia.html

noname#73363
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 カトリック教会があきらめたんですね。 ご丁寧にサイトまでのせていただいて感謝です。

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