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日経新聞

12/7 6面 国際  逆回転 エネルギー価格の中に  の文章のなかに、   ティラーソン氏は「自社株買いを増やしているのは経営の選択肢を広げるためだ その理由として自社株買いで手元にたまった金庫株を使いライバルを買収する機会をうかがっている とありますが、自社株買いをする資金で直接買収すればいいのになぜそうしないのか理由がわかりません。 サルでもわかるようにやさしく教えてください。

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noname#94859
noname#94859
回答No.1

1000万円を定期にします。 定期の利息が10パーセントという今では想像できない利率だと仮定します。 一年後に利息100万円を受け取れます。 この100万円を、どうするか? なにかに使ってしまえば、それまでです。 定期の元金1000万円に繰り入れて、元本を1100万円にすれば 来年は110万円の利息が受け取れます。 そうですね、複利の考え方です。 では、以上を踏まえて、さる講義続行ですl 会社で儲かったといってそれを何に使うかを考えるわけです。 株主配当として流出してもいいいでしょう。 定期預金にしてもいいでしょう。 今世界の不景気では、信じるものは自分だけと「自社株」を買うという選択もあるのです。 設けた金を流出させずに、確実に手元において、ライバルが金に困ってるときに「おらおら!金なら貸してやるぜ、言うこときけや」という状態になるのを待ってるということです。 「自社株買い」は、経済界からは、いいだ悪いだとあれこれ言われてまして、何が正しいやら間違ってるやらわからないという「経済学」独特の状態になってるのであります。 どだい、株というのは、パチンコ台をどれを選ぶのかというレベルと同じ博打なのですが、そこに経済学というもっともらしいアカデミックさを付け加えようというのが、わけがわからなくなる原因でしょう。 なぜ、ティラーソン氏が自社株買いをしてるのか?は、なぜ君はそのパチンコ台を選んだの?という質問と同じレベルなのですね。 「好きにしてください」ということです。

matisyu
質問者

お礼

 さすがです!感服しました。 非常にわかりやすかったです。 今日も印刷してノートに貼り付けます。 先生はまじですごいですね!。   ありがとうございました。 またわからないときはお願いします。

その他の回答 (1)

  • hypnotize
  • ベストアンサー率33% (56/165)
回答No.2

自社株を買うと、流動性が減るので、良くも悪くも自社株は安定する方向になります。 ライバル買収のチャンスが未だなら、手元の資金を寝かしておく訳にはいきません。 これだけ金融が不安定な中、自社の経営状態に信頼が持てるなら、訳の分からない投資をするよりも自社株を買った方が良いということになります。そして前述の通り自社株は安定方向に向かいます。 少しでもライバルより株価を安定させ、チャンスが到来すれば、一気に買収を仕掛けることが可能となります。

matisyu
質問者

お礼

親切にありがとうございます。

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