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自社株買い
による、株主、株価の影響について教えて下さい。 また、自社株買いの理由についてもお願い致します。
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PBR1倍を超えている場合と1倍以下の場合、買い入れた自社株を消却する場合としない場合で異なります。 まず、買い入れた自社株を消却しない場合、単に株の持ち主が変わっただけなので、理論的には1株の価値は変わらず、株価は変動しません。 (市場から買い集めた場合、実際には玉不足で株価が上がることが多いですが。) PBR1倍以下で、自社株を消却した場合は、1株当たりの解散価値が増加し、1株当たりの利益も増加するため、1株の価値が上がり、株価は通常上がります。 PBRが1倍を超えていて、自社株を消却した場合は、1株当たりの解散価値が減少し、1株当たりの利益は増加するため、どうなるかはケースバイケース、ということになります。 上記は、会社の保有資産を用いて自社株買いを行なう場合の話ですが、実際には、自社株買いの資金は当期利益から捻出し、その分配当を削る…ということも行なわれます。 こうなると、直接的には解散価値に影響がなく、 ・短期的には配当が減るため株価は下ぶれする ・長期的には1株利益が増加する(配当も増える)ため、株価は上がる ということになります。 また、自社株買いの最中の会社は、あまり株価刺激策を取らなくなります。 (自社株買い中に株価が上がると、購入単価が高くなるため。) 「自社株買いは、完了してから株価が上がる」という話がありますが、それはこうした理由によるものです。 また一般的に、自社株買いを行なうということは「その会社自身が現在の株価を割安と判断している」というシグナルでもあります。 このため、自社株買いをする会社は買いだ=株価が上がる、ということも起こります。 経営者によっては、これを逆手に取り、経営状態が悪いにもかかわらず自社株買いを強行して株価の上昇を図る…という場合もあるので注意が必要ですが。 (昔、痛い思いをした経験があります…。)
その他の回答 (2)
「自社株買い」をすると株数が減るので、1株当りの利益が増えます。 例えば、利益が1億円で10,000株発行しているとすると、1株当りの利益は 1億円÷10,000=10,000円です。 半分の5,000株を自社株買いしたとすると、市場には5,000株残っています。 利益の金額は変わりませんので、1株当りの利益は1億円÷5,000=20,000円と2倍になります。 そうすると理論的には、株価も2倍になるので、その株を保有している株主にとってメリットがあることになります。 従って株価は上昇します。
お礼
有難う御座います。
- aiai-40
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こっち見たほうがいいかな・↓
お礼
有難う御座いました。
お礼
有難う御座います。