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自社株買いが増加って
自社株買いが増加って 日経新聞に上場企業の自社株買いの動きが活発になってきているという記事がありました。 景気が少し上向いた事による利益で、自社の株を買い戻しているという事です。それによって 株主への配当が増えるメリットがあるとありましたが、それだけの理由で自社株買いを企業が 加速するのでしょうか? 何か他の理由があるような気がするのですが。。。 お詳しい方いましたら教えて下さい。
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景気が少し上向いたことによる利益というより、景気が悪いから設備投資をしないとか雇用を増やさない結果、企業の内部留保が増えています。 どっかのアホな政党が予算委員会で、「内部留保で雇用を増やすべきだ。」と菅首相に質問していましたが、設備投資をしないから貯まった金で仕事が増えないのに雇用を増やすバカはいません。 じゃあ、その金をどうするのか? 現金で持っていたら、株主からは配当しろと迫られるし、企業買収する側からすればその会社を買って金庫を空にしてから売り飛ばすという考えも出てきます。 となると、景気のいいときに増資して増えた株式を買い戻して消却してしまえばいいじゃないか、と考える会社が増えているということです。 会社としては、配当負担が減ることと、資産の圧縮ができるので企業の総資産利益率が向上して企業価値が高まります。 株式数が減るということは、1株あたり資産や利益も増えるから株価も上がります。 こんな投資環境にない時期においては、経営側と株主の両方にメリットがあると思います。
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あんまり安いと買収からのっとり、抜かれるのは技術。 流通して売り買いが出来るリスクに気が付いたため買収防止。 今の政治から企業が保身保守になってきた、やっと危うい意味不明の政治に危機感を持った。 今まではネット上のたわごとで気にも止めなかった。 たわごとが馬鹿馬鹿しいことではなくて、それ以上だ、そうはいかないことにやっと気が付いただけのこと。 まだ異様な政治に 気が付いていないのが、ネットに無縁な人達。
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ご回答ありがとうございます。
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詳しいご説明に感謝致します。 >株式を買い戻して消却していまえば。。。。。 発行した株券は発行元の企業が買い戻す事で、消却できるのですね。株券は発行するのみで、常に増え 続けるものと思い込んでいました。 なるほどな理由ですね。 勉強になりました。ありがとうございます。