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初任給の支払い方に対して
先日、企業の説明会に行ってきました。 その際、給与の払い方に関してお伺いしたのですが かなり代わった支払い方をされているようでした。 新卒初任給:32万 ただし、賞与、残業代、退職金を全て含みます。 詳しい話を聞くと、月給に退職金と賞与をすこしづつ積み立てているとのことでしたが…。 この給与体系を他の企業と比較するとき、どのように見ればよいのでしょうか。 できましたら、計算の根拠(?)みたいなものも提示いただければ幸いです。 よろしくお願いします。
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- gutoku2
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>この給与体系を他の企業と比較するとき、どのように見ればよいのでしょうか。 一概には言えませんが、目安としては。 ◯同規模の同業他社を探します。 ◯同業他社の給与と賞与の額を調べます。 例 給料20万 賞与年間4ヶ月、モデルケースの残業代3万円/月 であったとします。 20万円×16ヶ月+3万円×12ヶ月=356万円(例の会社の年俸) ◯本件の会社と比較します 32万円×12ヶ月=384万円(説明会へ行った会社の年俸) 384万円-356万円=28万円 この28万円が、退職金相当 となります。 28万円×30年(働いたと仮定)=840万円の退職金相当 (金利を勘案しすれば、1000万円~1200万円の退職金相当) もしも、この額(例で28万円)がマイナスであれば給料が安い事になります。 もしも、この額がかなり高い額であれば、同業他社よりも残業が多くなけ れば、給料が高い事になります。 ※給料だけで決めるのであれば、上記の様に年俸換算で判断。 ここに記載されている少ない情報だけで断じるのも何ですが ◯残業代込みの給料 賞与・退職給与を含んだ給与は何ら問題有りません。しかし残業代込み の給料は労働基準法上問題がある可能性があります。 原則的に1日に8時間以上の労働を行わせる場合、時間外給与を支給する 必要があります。これを行わない事は労働基準法違反となります。 (但し、36協定等特段の取り決めがあれば、その規定に従う) よって、残業代込み という給与体系自体が疑問です。 (サービス残業を強要する会社でも時間外給与体系くらいはあります) ◯辞めやすい 例えば10年程度勤務すれば、200万円とか500万円(例)の退職金が支給 されます。あと10年働けば1000万円になると思えば、当該会社で働き続 ける動機付けになります。 つまり、本件のような退職金の先払い(もしくは退職金なし) のよう な会社では動機がなくなりますから、別に今辞めても一緒との結論にな りやすくなります。 辞めたい時に辞めても特段の損がありませんから、ある意味良い会社です。 一般論ですが、何らかの目的意識を持って当該会社に勤める場合はよろしいです が、普通の一般的な会社に勤めたい場合には避けられた方が無難かと思われます。
実存会社でこのような給与支払いをする所があります。 賞与はあらかじめ決めた期間での功労から算出する。 退職金の積立は企業がする。 以上2点をしない代わりに、毎月の給与を多めに支払うという企業です。 実存会社では、形式的に年俸を定め(本人には知らせる場合と知らせない場合があり)、それを12で割った金額を月給として支払っているようです。 顕著な売上実績をあげても賞与は出ない。 その代わりに一年後には「年俸」が上がって、結果給与が上がる、というのかもしれません。 退職を考えるときに「賞与を貰ってから」と我慢をしなくてもいいという利点があるように思えます。 ちなみに私の知ってる実存会社は職員の定着率が低いのが評判でした。
- ok2007
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その説明からは様々なケースが想定できるところ、正確なところは、その企業にお尋ねになるより他ないでしょうね。 正確な内容を把握できない状態で他企業との比較をする際には、想定されるケースのうち自己にとって最悪のケース、すなわち退職金も賞与も初任給その他の給与から差し引かれた額の後払いに過ぎず事実上退職金も賞与も無い雇用契約であることを、想定しておくといいのではないでしょうか。