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質量の大きさと 速さの変化の 関係?
質量の大きさと、 速さの変化の関係がどうしてもわかりません。 慣性質量の考え方の説明を調べたのですが、 そこでは、質量が大きくなるほど 加速しにくくなる とのことでした。 一方、ニュートンの実験 (ピサの斜塔から落とすやつです) を思い出すに、 摩擦を無視して考えれば、質量と速さの変化は 無関係である・・・ という風にいえそうです。 混乱してしまっているのですが、 どこがわかっていないのかが、 わかりません。 どなたか、お助け下さい!
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>一方、ニュートンの実験 (ピサの斜塔から落とすやつです) >を思い出すに、 摩擦を無視して考えれば、質量と速さの変化は >無関係である・・・ という風にいえそうです。 「地表付近で物体が落下するとき、質量と落下する加速度は無関係である」 これは正しいです。 では、「質量が大きくなるほど 加速しにくくなる」との関係はどうなるのか、ということですね。 こっちの方は「加わる力が同じなら、加速度は質量に反比例する」ということができます。 落下するとき、質量が大きいにもかかわらず、加速度が質量の小さいものと同じなのは、質量の大きい方に加わる力が大きいからです。この力は重力です。 まとめますと、 物体が落下するとき、質量が大きいものにはそれに比例した重力が加わる、しかし加速されにくさも質量に比例する、だから、加速度は質量が大きくなっても変わらない ということになるでしょうか。
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- sanori
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こんばんは。 >>> 慣性質量の考え方の説明を調べたのですが、 そこでは、質量が大きくなるほど 加速しにくくなる とのことでした。 そのとおりです。 >>> 一方、ニュートンの実験 (ピサの斜塔から落とすやつです) を思い出すに、 摩擦を無視して考えれば、質量と速さの変化は 無関係である・・・ という風にいえそうです。 これも、そのとおりです。 これは、重力の性質を考えると解決します。 重力F(=mg)は、物体の質量mに比例します。 物体の質量が1kgのときの物体にかかる力は1[kg]×g[m/s^2]、 物体の質量が2kgのときの物体にかかる力は2[kg]×g[m/s^2]、 物体の質量が3kgのときの物体にかかる力は3[kg]×g[m/s^2] です。 このようにFとmの比は一定なので、 F/m = 一定 = g です。 物体の質量が1kgのときの物体の加速度はg、 物体の質量が2kgのときの物体の加速度もg、 物体の質量が3kgのときの物体の加速度もg、 です。 重力が、なぜ物体の質量に比例するか、ということは、 質量2kgの物体 = 1kgのおもりを2つつなげた鉄亜鈴 質量3kgの物体 = 1kgのおもりを3つつなげた鉄亜鈴、 として考えると、うまくイメージできると思います。 つなぐのは別に鉄でなくてもよく、ひもなどのゆるいつなぎ方でもよいです。 1kgのおもり1個1個は同じ加速度で落下するのですから、 単にそれらを2個以上つなげただけで加速度が変わるということでは、おかしなことになりますよね? それがおかしいと気づいたから万有引力の法則が発見された、と言ってもよいと思います。 以上、ご参考になりましたら。
お礼
F=mg という式が大切だろうとは感じていたのですが、 ここまで露骨に、今回の質問の答えにかかわっていたのですね。 どうも、ご回答ありがとうございました!
お礼
かな~り、わかりやすかったです。 解決いたしました。 どうも、ご回答ありがとうございました!