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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:慣性力の問題)

慣性力の問題について

このQ&Aのポイント
  • 慣性力の問題についての質問です。
  • 物体が斜面上をすべり出す条件について知りたいです。
  • 慣性系と非慣性系の解釈についても教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.1

慣性力というのは加速度運動をしている系に乗ったときにでてくる力です。静止座標系(慣性系)に乗って運動を見るか、加速度運動をしている系に乗って運動を見るかは座標変換だけの違いです。どちらでも解くことができます。 静止座標系の立場で加速度運動を記述するときは運動方程式を使う事になります。加速度運動をしている系に乗っている場合は慣性力を考える事によってつりあいの問題に引き落としてしまうことが出来ます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A3%E6%80%A7%E5%8A%9B 静止座標系で解いてみます。 物体が斜面と一緒に運動しているとします。 垂直抗力をN,静止摩擦力をfとします。 fは斜面に平衡です。 運動方程式は 水平方向: ma=fcos30°-Nsin30° 鉛直方向: 0=fsin30°+Ncos30°-mg です。 この2つからNとfを求めて f≦μN に代入します。 a/g≦(μ√3-1)/(√3+μ) になります。 この不等号が成り立たなくなると物体が斜面と一緒に加速度aで運動しているという条件が成り立たなくなります。 右辺が正でなければa>0の値が存在しません。μ>1/√3が成り立っていなければいけません。これは加速度運動を始める前の段階で斜面の上で物体が静止しているとすれば成り立っているでしょう。 斜面の上で物体が静止しているという場合の条件は μ≧1/√3です。 斜面に乗っている立場で見ると物体は止まっています。つりあいの問題になるはずです。慣性力-maを考えます。 水平方向: 0=fcos30°-Nsin30°-ma 鉛直方向: 0=fsin30°+Ncos30°-mg >慣性系から見ると、物体には斜面水平方向に摩擦力、斜面垂直方向に垂直抗力、下向きに重力、右向きにmaの力が働いていると思ったんですが・・・ 静止座標系で見たときもつりあいで考えようとしてるのではないでしょうか。「右向きにmaの力が働いている」のではなくて右向きに力Fが働いているので右向きの加速度aが生じる。 F=maです。 このFの中身が摩擦力、垂直抗力、重力の合力です。 ご質問の文章だとこの3つの力のほかに4つ目の力が働いているという意味になってしまいます。 「斜面水平方向に摩擦力」という表現はおかしいです。 「斜面に平行に摩擦力」です。「水平」は相対的なものではありません。常に重力に垂直な方向を意味します。

mmurknryu
質問者

お礼

なるほど、確かにFというのは合力の事だということを忘れていました。 おっしゃるとおり、物体にF、摩擦力、垂直抗力、重力の4つの力が働いているもんだと勘違いしていました・・・ 正しくはF=摩擦力+垂直抗力+重力なんですね。 もやもやが取れて良かったです。 分かりやすい回答ありがとうございました。

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