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固定資産一部除却時の仕訳について
私は会計系のシステムエンジニアをしています。 システム保守をする過程で、ユーザさんが入力した固定資産(建物)の一部除却の仕訳の入力が間違っているのではないかと思いましたので、質問させて下さい。 まず、「一部除却」をする際の処理は、下記の2点だと理解しています。 1.除却の分の、固定資産の残額を減らす 2.最初から一部除却後の額で購入・償却していた場合の償却費と、実際にそれまで償却してきた償却費の差額を算出し、 償却の逆仕訳(減価償却累計額 / 償却費)を切る (つまり、最初から一部除却後の額で購入・償却していたかのような残額が残るようにする) 具体的な仕訳は以下のようになると私は考えています。 なお、除却額は1,000,000、2.の「償却費の差額」は100,000とします。 建物除却損 1,000,000 / 建物 1,000,000 ←上記1.の仕訳 建物減価償却累計額 100,000 / 減価償却費 100,000 ←上記2.の仕訳 これに対して、ユーザさんは下記のような仕訳を切っていました。 建物除却損 900,000 / 建物 1,000,000 建物減価償却累計額 100,000 この仕訳は、私の考えの仕訳の、貸方の減価償却費と借方の除却損を相殺したような形になっています。 これだと、私の考えと比べると、償却費が大きくなり、その分除却損が小さくなります。 (当然ながら、損金の合計は同じです) その結果、営業費用と特別損失の数字に影響が出ると思います。 どちらの仕訳が正しい仕訳でしょうか。 ご回答よろしくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
NO.2です。 >>2.最初から一部除却後の額で購入・償却していた場合の償却費と、実際にそれまで償却してきた償却費の差額を算出し、 償却の逆仕訳(減価償却累計額 / 償却費)を切る (つまり、最初から一部除却後の額で購入・償却していたかのような残額が残るようにする) 減価償却累計額はあなたもユーザも100,000が借方に正しく計上されておます。 ところで貸方にあなたは減価償却費を計上していますが、除却のさいに減価償却費は計上されません。 100万円の固定資産を除却する(貸方)のに、 償却済み額について減価償却累計額10万円の減額と、未償却部分90万円について除却損で処理する(借方)と考えます。
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建物の一部を除却する場合は按分分筆して処理します。
補足
ご回答ありがとうございます。 私が知りたいのは会計上の「仕訳」です。分筆等の、登記情報(?)についてではありません。 申し訳ありません。
- QES
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固定資産除却損は、固定資産の取得額でなく 現時点の未償却残高(帳簿価格)になります。
補足
ご回答ありがとうございます。 おっしゃっている事から考えると、私の質問の「ユーザさんの仕訳」が正しいということですよね。 ということは、一部除却のタイミングでは、償却費の修正はしない(つまり、私の考えの 2. が間違っている)ということでしょうか?
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
今年度も除却前までの期間償却しているのでは
補足
はい、していますが・・・
お礼
理解できたと思います。 結局のところ、「ユーザさんの仕訳」が正しいということですよね。 ご説明ありがとうございました。 とても助かりました。