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大手消費者金融業の株価は
他の業種に比べて高水準にありますが、証券アナリストなどプロの方々はこれらの適正価格をどのように算出するのでしょうか? 消費者金融業者は貸付残高を伸ばし続けていますので、FCFはマイナスです。(大手の業績のよい業者ほどマイナスだと思います)これでは通常のNPVを適用しても、株主資本の時価は算出できないと思うのです。。 こういった業種の場合の、何か特別な手法ってあるんでしょうか?
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ご指摘の通り、FCFはマイナスになります。 このため、普通の評価方法は使えませんが、参考URLのシンキは そのまま決算を出しています。 営業活動によるキャッシュフローが△489億....普通の会社なら 間違いなく潰れています(笑) このため、NPVを考える時はちょっと計算法を変えて 貸し出しのお金については、 「懐から出る金はマイナス、入る金はプラス」 とは考えずに、 貸し出したお金のうち、貸し倒れ率(2~3%)を除いたお金は 計算に入れない という事が行われているようです.
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noname#7611
回答No.1
株価は、需要(欲しがる人)と供給(出回ってる数)で決まります。 「業績悪いのになぜたかい」とのことですが、 おそらく他の業界と比べ浮動株(株式市場に出回ってる株数)の比率が低いからじゃないでしょうか? 四季報で調べると… 平均的な会社が全発行か部数の10~20%が市場に出回ってるのですが・・ 武富士が2%プロミス1.6%、 アコムにいたっては0.2%しか出回ってません。
補足
>株価は、需要(欲しがる人)と供給(出回ってる数)で決まります。 説明不足で申し訳ありません。 私が伺いたいのは消費者金融業の株式時価の理論値の算出方法なのです。 ご承知かとは思いますが、ある事業資産の価値はその事業が生み出すCFを投資家が要求する必要収益率(WACC)で割り引いた現在価値と等しくなります。このうち株主資本に属する価値を発行済株式数で割れば、時価の理論値が算出されます。これはエンティティDCFを用いた株価理論値の算出方法です。ところが消費者金融業の場合、PL上で好業績でありながら、FCFはマイナスになります。これは当該業務の特性上(貸付残高を伸ばしている)、当然の状況といえます。 このため一般的なDCF法をそのまま適用することができない(または適用すればマイナスの株価になる)と思われます。そこで、このような特殊な業種の場合の株主価値算出方法を知りたいのです。 よろしくお願いいたします。