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資金調達に規模の経済性は認められるの?
規模の経済性について質問があります。 一言でいえば、「企業の資金調達コスト(借入等)にも規模の経済性が認められるのか」ということです。もしそうであれば、企業規模が大きくなるほど、資金調達のコストは低減していく、ということになります。 例えば、中小企業と大企業を比較した場合、漠然と大企業の方が資金調達コストは安いのかな~という感覚を覚えます。銀行にしても、証券会社にしても、ロットの大きい取引の方が効率が良いと思いますし。 同じ大企業同士(例えば上場会社同士)を比較した場合でも、企業規模の大きい企業の方が調達コストが低いかな、という感覚はあります。ただ、調達コストに影響を与える要因は様々であり、一概に「企業規模だけでは判断できないだろう」とも思います。 規模の経済性が、企業の資金調達コストに関しても認められるかどうか、参考になる参考文献、論文や資料がありましたら、是非ともご教示いただけませんでしょうか?
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資金調達コストはある程度逓減しています。 最も簡便な方法は、同じ業種の企業規模別の利子率を比べることです。この場合の利子率とは、前期末=期首の債務残高で支払利息を割ったもので求めるのが簡便な方法です。企業の規模が大きいほど(貸倒リスクが減るので)利子率は減少する傾向にあります。 ただし質問文から言うと、企業規模が資本金ではなく借入額が大きいほど、というニュアンスになります。そういった研究は見たことがありません。 勿論、借入額が大きいほど利子率は下がる傾向にありますが、追い貸しやいわゆるゾンビ企業の問題がありますので、なかなか難しいのかと思います。
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- teigan
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「資本コスト」でググってみてください。いろいろな専門家のわかりやすい解説があります。wikipediaの解説も参考になります。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 検索結果はとても参考になりました。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございました。 早速、負債の利子率の比較を行ってみます。