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ACカップリングの回路定数の決定の仕方に関する質問
75ΩBNCケーブルを使って入力抵抗1MΩの機器に接続したとします。 そこのBNCコネクタと機器の間にコンデンサを挟み、ACカップリングを行ったとすると 回路定数計算のために使用する抵抗値は75Ωと1MΩどちらを使えば良いのでしょうか? 例えばコンデンサを挟む位置がBNCケーブルと機器の間ではなくBNCケーブルの入力段に接続したのでは 計算に使用する抵抗値は異なるのでしょうか? それと、使用する機器の入力抵抗値とは別に入力容量なるものが書かれていた場合 これはACカップリングのカットオフ周波数に影響するのでしょうか? よろしくお願い致します。
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どのような回路かに拠りますが、正論を言うと、まず75Ωの同軸ケーブル の負荷が1MΩということが問題です。このインピーダンスの変化点で 信号の反射が起こります。ただ、ケーブルが短くて、しかも信号の 周波数が低い場合(反射が戻ってくる間に信号がほとんど変化しない) 反射を気にする必要はありません。 このように低い周波数の場合は1MΩとして考えればOKです。これはCが ケーブルのどちらにあっても同じです。なぜなら、ケーブルの75Ωは 信号周波数に比べて短い時間だけしか見えません。ちょっと解りにくい 表現かもしれませんが、信号がケーブル内を通っている時間だけ75Ω なのだと思ってください。相手に届くとそこは1MΩなので、信号源から 見て1MΩに見えます。(厳密には信号の往復時間経つと1MΩに見える) 上記のような「低い周波数」で、負荷が軽い場合はケーブルは容量に 見えます。これと後段の入力容量が足されて信号源の負荷になります。 この合計容量とACカップリングのコンデンサ容量とが同じような値だと、 周波数特性に影響します。でも、このようなことはまずないと思われる ので、入力容量は影響しないと思って大抵の場合は大丈夫です。
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- angkor_h
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第一の質問;1Mオームを使います。 第二の質問;変わりません。 第三の質問;影響します。 上記の回答で納得するにも、理屈がわからなければ意味がありませんね。 第一の質問、第二の質問に対する回答は、ケーブル75オームが影響しない信号周波数の場合です。また、出力機器のインピーダンスと、それに対するインピーダンス終端が考慮されていないので、測定結果はどうなるのでしょうか。 第三の質問に対しては、その容量が影響する信号周波数の場合です。 質問されるよりも、等価回路を書けばすぐにわかります。試してみてください。