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サンスクリット語
外連声 ~ai+異なる母音~=~a(長母音)+異なる母音~ ~au+異なる母音~=~av(aは長母音)+異なる母音~ ~ai+ai~=そのまま ~au+au~=そのまま あってますか?
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※この回答では 長母音a→aa、同i→ii、同u→uu と表記することとします。 まず、二重母音ai、auはそれぞれ a/aa+e(e=a/aa+i/ii)、a/aa+o(o=a/aa+u/uu)として成り立っています。 従って、同じ音同士をまとめて考えると ai、auはそれぞれaa-i、aa-uとなることが分かります。 ここで、子音の前ではi、uがそれぞれy、vになることを思い出して下さい(この現象は全ての母音、二重母音の前で起こります)。 これによって、両者はそれぞれ aay、aavとなります(これはe、oの場合も一緒で、それぞれay、avとなります)。 次に、この現象による-y、-vが母音の前で脱落します。 但し、-vはuまたはuuの前でしか脱落しません。 従って、両者はそれぞれ aa、aa(u、uuの前以外ではaav)となることが分かります。 以上、上に挙げた現象は二重母音の前でも同じように起こりますので、 ai+ai=aa ai au+au=aav auとなります。 以上、質問への答えでした。 ただ、このような専門知識はネットよりも専門書に求められたほうがより確実であると思われます。 次に挙げる書物を参考にされてはいかがでしょうか? いずれもアマゾンにて取り扱われています。 ・J.Gonda著、 鎧 淳訳『サンスクリット語初等文法―練習題,選文,語彙付 』 ・Arthur Anthony MacDonell:A Vedic Grammar for Students では、失礼いたしました。
お礼
丁寧なご回答の上に書物まで紹介して頂き有り難う御座いました。