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英文○○訳
世界中どこの国の英語教育現場でも英文和訳ならぬ英文○○訳が行われてるんですか? つまりギリシャでは英文ギリシャ語訳、タイでは英文タイ語訳・・・という具合に そして試験では母国語に訳せと英語の長文問題が出される・・・ それとも英文○○訳が大きなウェイトを占める国は少ないですか?
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日本で外国語として第一に英語を学ぶ人が多いように、他の国でも高校までには外国語を一つ、大学以降はもう一つ学ぶものです。 アメリカの学生はフランス語やドイツ語を学んだりします(スペイン語はまわりにメキシコ系の母国語者がいたりしますから、わざわざ学ばなくても挨拶程度はわかるようです)。 ヨーロッパの学生も、やはり英語/ドイツ語かフランス語がメジャーな外国語になるようです。それぞれを知っていると、それぞれに似た言語もなんとなくわかり、多数の言語を身に付けやすいのです。 ちなみに、条約などは正本はフランス語で書かれ、その後にメジャーな言語に訳されることが多いようです。ラテン語の系統を引いていることや、学術の世界ではラテン語が必須の教養であったことも大きな理由でしょう。 それに比べると、英語は実用面でいろいろな国の人がマスターしているという点で、ビジネスのために必要に迫られるという面が強いと思われます。そのために英作文・英会話という形で「英訳」のほうが需要が多いものです。
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- ucok
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外国語は戦時下でない限り、たいていの国の学校で習います。 ただし、それは英語とは限らず、少なくとも、つい最近までは、社会主義国や共産圏では、ロシア語を学ぶ学校も少なくなかったようです。 また、例えばベトナムに行くと、老人はフランス語を、青少年は英語を話すことができ、中年は外国語があまりしゃべれません。これは、ベトナムが、かつてはフランスの統治下にあり、その後、長いこと戦争が続き、今は欧米との経済的協調に向いているためです。 フランス人がフランス語の誇りを持つがゆえに、長年、英語を学んでこなかったのは有名な話ですが、20年ほど前でしたでしょうか、小学校での英語教育が義務化されたと聞きました。 イタリアやスペインといったラテン語圏では、英語よりもフランス語のほうが通じやすいものですが、近年では英語を話せる若者も増えてきたので、国の外国語教育が英語に向いているのかもしれません。 では、英語を学ぶ国では母国語への訳をたくさんやるのか。もちろんです。しかし、英文○○訳が「大きなウェイト」を占めるかどうかは微妙で、会話や英作文に力を入れたカリキュラムを導入している学校も、かなりあろうかと思います。 ちなみに、日本でも受験対策として英文和訳に力を入れますが、とりわけ私立の学校などでは、「訳さずに最初から英語で考える教育」に力を入れるところも少なくありませんよ。また、大学や就職の入試でも、訳文そのものを書かせるのではなく、「英語の長文を読んで、その内容に絡めた小論文を日本語で書かせる」といった試験を出すところも結構あります。 いずれにしても、古今東西、「外国語と母国語の両方を何らかの形で身につける教育」は重視されてきました。
お礼
なるほど詳しい回答ありがとうございました。
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なるほど詳しい話ありがとうございました。