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貴人に向かって貴人の動作に「参る」や「申す」は適切ですか?
戦乱の時代が舞台の話の本のなかで、部下が丞相(総理大臣のようなもの)に向かって「どこへ参るおつもりでございます」や「...と申されるのですか」と言っています。私が国語で習ったのは、「参る」や「申す」は謙譲語であって、自らをへりくだるときに使う単語。貴人に向かって、貴人のする動作をさして用いるのは適当なのでしょうか?
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状況によります。 もし、身分が三段階あって二番が一番のところへ 向かうのか三番が問うならば 「どこへ参られるおつもりで」となります。 二番が一番に対し謙譲し三番がその状況を尊敬するという 構造です。 「どこへ参るおつもりで」は三番からの尊敬がひとつ抜けています。 「おつもり」とひとつは尊敬が入っているので、 よほど急ぎの発言ならセーフかもしれません。
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noname#160321
回答No.2
#1のお答えのお答えは「申す」にも使えます。 例えば、一番上の人に二番目の人が「何て言う積もりなの?」と最下位の人が二番目の人に問うならば、 「なんと申されるおつもりですか」 もアリでしょう。 「なんと申し上げるおつもりですか」 がもっと適切かな。 「如何に奏上されるお積もりですか」 だと一番上は天子か君主になっちゃいますね。