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生産調整で原価率悪化?
原価計算初心者です。 上場企業のプレスリリースで、 「生産・(出荷)(在庫)調整による原価率悪化により、 売上総利益が減少し・・・」という表現をよく見るのですが、 生産・出荷・在庫調整を行うと、それぞれ どのような仕組みで原価率が悪化するのでしょうか?
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改善業務を行ったりと製品の製造に直接的に 関係のない業務を行った時間というのは、間接費→ 製品原価への配賦→原価率向上となるか? →直接製造に関係ない仕事をした場合、製造原価ではなく販売管理費及び一般管理費の経費となり、製造原価に影響しません。 部署・部門で、原価と販管費を区分するのが一般的ですので組織構成レベルで改善部門を作れば管理費。 単に、製造部門内で改善業務を行えば、原価率向上。 売上単価を下げれば? →ご質問の通り原価率は増加します。
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- 会計の人(@ichizoo)
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売上 1000円 材料 400円 40% 減価償却 300円 一定・固定費 粗利益 300円 利益率30% ↓ 生産調整 売上 700円 材料 280円 40% 減価償却費 300円 一定・固定費 粗利益 120円 利益率17% 原価率70%から83%に悪化。 簡単な例です。
補足
ありがとうございます。 なるほど固定費率が向上するということですね。 素朴な疑問ですが、工場内でこれまで製品の製造に 携わっていた人が、生産調整によって例えば手待ちで あったり、改善業務を行ったりと製品の製造に直接的に 関係のない業務を行った時間というのは、間接費→ 製品原価への配賦→原価率向上といったことになるのでしょうか? あと出荷・在庫調整はいかがでしょうか。在庫調整は値下げして 販売することによって原価率悪化となるとの理解で宜しいでしょうか?
お礼
良く分かりました。ありがとうございます。