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直接原価計算の固定費調整について

日商簿記2級を勉強中の者です。 直接原価計算の固定費調整についてどうしても分からないことがあるので教えてください。 加工固定費が予定配賦されている場合でも、直接原価計算では 加工固定費の実際発生額を損益計算書に記入しますよね。 でも、月末製品在庫に含まれる加工固定費を計算する時には 予定配賦率を使うのはどうしてですか?実際発生額÷生産量×月末製品在庫ではないのでしょうか。 《例》単位:万円 当月生産量 1,200個 (月初・月末仕掛品はない) 月末製品在庫 240個 (全て当月生産したもの) 加工固定費予定配賦率 @1.3 加工固定費実際発生額 1,566 解答を見ると、 固定製造原価 1,566 月末棚卸資産固定製造原価 312 (@1.3×240) となっています。 自分としては、1,566÷1,200×240=313.2ではないかと思ってしまうのですが…。 どうぞご教授をよろしくお願いいたします。

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回答No.3

補足しますね。 製品の原価というのは、月末に、その月にその製品発生した全ての原価を完成した数量で割って初めて算定します。 「予定配賦率を導入する際、期首製品残高・期末製品残高については、予定配賦率で計算しましょう」と約束ごととして、取り決めます。 そのため、予定配賦率を採用しています。 一貫性の法則の関係で、B/Sに計上される製品残高は、予定配布率で算定されたものを計上しています。

kotarowrox
質問者

補足

何故かお礼をするサ-バ-に繋がりませんので、こちらに書かせていただきます。 本当に有難うございました。これでゆっくり眠れます。頑張って11月の合格を目指します。

その他の回答 (4)

回答No.5

工業簿記の原価の3要素のことです。 材料、労務費、経費。 それぞれの科目をT勘定で集計します。 そして、問題の指示内容に従い、月末の処理に原価を製品按分する際に、移動平均法、先入先出法、後入先出法なのかによって、単価の算定方法を計算します。 ボックスで各種費用を取りまとめ、情報整理するだけで、月末処理の算定を行なう際に、計算のしやすさ、間違い防止、スピードUPが全く異なります。 お試し下さい。 簿記の基本は、なるべく図式化して、数字の動きを視覚でとらえると、わかりやすいですよ。

kotarowrox
質問者

補足

私の端末が悪いのか、やはり「お礼」のところに書き込みができないのでこちらで失礼します。 なるほど、よく分かりました!早速実行してみます。何度も本当に有難うございました。

回答No.4

工業簿記・原価計算は、簿記1級ではレベルが高いためご苦労されると思います。私も苦労しました。 これから寒さもましますし、インフルエンザ、ウイルス性の疾病も流行ります。ご自愛ください。 私は、よく原価項目ごとにT勘定のボックスを作成し、図式化して採用する原価、数量、単価、留意点(予定額を採用するか、実際額を採用するか)等をメモ書きして情報整理して、ポカミス防止を図りました。 この方法は、大原の対策講座で教わった裏技なのですが、T勘定のボックスを活用した情報整理は、すべての簿記のポカミス防止策として簡単に情報整理できる有効なアイデアですので、よろしければご参考にしてください。 私もこの方法を採用したら、ポカミスを抑制でき、得点が20~30点伸びましたよ!! この

kotarowrox
質問者

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ご丁寧なアドバイス、心より感謝いたします。 私も現在大原のテキストで勉強しています。地方に住んでいるので独学するしかなく、分からないことが出る度に困っておりました。 また何かありましたら是非ご相談させてください。 早速教えていただいたT勘定のボックスを活用させていただきたいのですが、koara_dayoさんの仰る「原価項目」というのは具体的にどういうものになりますか?勉強不足で申し訳ございません…。

回答No.2

固定費調整は、直接原価計算で計算した営業利益を、全部原価計算で計算した営業利益に一致させるための調整です。 ここで全部原価計算で計算した営業利益は、予定配賦率を用いて計算した場合、その配賦差異は多額でない限り、原則とし「全額」売上原価に賦課されます。そのため、売上原価に含まれる、固定製造原価は‘実質上’以下のようになります。 期首固定製造原価(予定)+当期固定製造原価(実際)-期末固定製造原価(予定)=売上原価(固定製造原価分) ゆえに、固定費調整を行う場合における期末の固定原価は予定配賦率を用いて計算されるのです。  

kotarowrox
質問者

補足

お礼をするサ-バ-が混雑しているようなので、こちらに書かせていただきます。 よく分かりました!有難うございました。

回答No.1

上手く説明できなかったらごめんなさい・・・ P/Lの数字は、期首~期末までの収益・費用を計上するものです。単年度の実費を現しています。 だから、加工固定費の実際発生額を損益計算書に記入します。 B/Sは、期末残高を計上するものであり、来期のB/Sの期首残高に転記されます。ということは、いくらになるかは、不確定であり、製品が完成して初めてその金額が固定するものです。 だから、予定配賦率をベースにして、予想額を算定して計上します。 それぞれの財務諸表で問われている金額の性質・性格が異なるため、算定方法が違います。 少し、それぞれの持っている性質に焦点をあてて、端的に説明しましたので、説明不足でしたら、また、書き込みを下さい。

kotarowrox
質問者

補足

koara_dayoさん、ありがとうございます。 もう少し聞かせてください。問題で作成を要求されているのはP/Lなのですが、期末棚卸資産はB/Sの勘定なので、それに応じた算出方法をとる、ということでしょうか?

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