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try to~ と try ing~

try to~ 「~しようとする」 try ing~ 「~してみる」 この二つがこのように意味がわかれる理由が知りたいです。 不定詞が未来、動名詞が過去を表すことが多いと聞いたことがありますが、関係あるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Parismadam
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回答No.3

こんにちは。9/5の複数のご質問では全てにお返事いただき有難うございました。 ご質問1: <この二つがこのように意味がわかれる理由が知りたいです。> 前置詞toと現在分詞~ingの持つ意味の違いからです。 1.前置詞to: (1)前置詞toには「方向」を示す用法があります。 (2)ここでのtoは未実現の動作の方向性を示す前置詞として、不定詞に接続します。 (3)従って、tryとto doの間には時間的な開きが存在し、動作の一致にはなりません。つまり、やろうとしたが、実際やったかどうかはわかりません。 例: I tried to do, but in vain. 「やろうとしたが、できなかった」 ここでは、やる意志はあったが、実際にしなかったことを言っています。 2.現在分詞~ing: (1)動作動詞の現在分詞には「進行」を示す用法があります。 (2)ここでの~ingは動作が進行していることを表します。 (3)従って、tryと~ingの間には動作の同時性があり、時間的な一致が存在します。つまり、やろうとした(tryした)時点で、実際~ingの動作をしているのです。 例: I tried doing, but in vain. 「やってみたが、できなかった」 ここでは、実際やってみたが、うまくいかなかった、すぐあきらめた、といった意味が込められています。 ご質問2: <不定詞が未来、動名詞が過去を表すことが多いと聞いたことがありますが、関係あるのでしょうか> 関係あります。 1.というよりも、「不定詞が未来、動名詞が過去を表す」という法則自体が、上記の前置詞toと現在分詞~ingの原義から発しているのです。 2.つまり、前置詞toに未実現の方向性を表す要素があるからこそ、「不定詞は未来志向」と言われ、現在分詞~ingが進行中(=既に動作を行っている)という既存動作の要素があるからこそ、「動名詞は過去志向」と言われるのです。 例: I remember to do that. 「覚えている(現在の状態)」+「これからすることを(未実現の方向性)」 =「それをすることを覚えておく」(=まだしていない) →「それをするのを忘れないでおく」 I remember doing that. 「覚えている(現在の状態)」+「現在している(動作の進行)」 =「それをしていることを覚えておく」(=もうしている) →「それをしたことを忘れないでおく」 以上ご参考までに。

noname#117330
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。いつもお世話になっております。 動名詞を使って未来を表現することもできるのでしょうか。 たとえば、「I'll try doing it tomorrow.」で、「明日それをやってみよう。 」となるでしょうか。 たびたび申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

その他の回答 (3)

  • Parismadam
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回答No.4

No.3です。お返事を有難うございます。先週(木)から出張+週末の個人旅行のため、メールを見れずお返事が遅れて失礼しました。補足質問にお答えします。 ご質問1: <動名詞を使って未来を表現することもできるのでしょうか。> できます。 ご質問2: <たとえば、「I'll try doing it tomorrow.」で、「明日それをやってみよう。 」となるでしょうか。> なります。 1.tryに後続する動詞の形にかかわらず、主節が未来時制になっていれば、未来の動作を表す意味で使われます。 2.ただ、通常未来時制では、to不定詞が使われます。 例: I'll try to do it tomorrow. 3.これはto不定詞と動名詞との意味が同じ動詞でも、このルールが当てはまり、未来時制ではto不定詞が使われ、過去時制には~ingが使われるのが一般です。 例: I’ll begin to do that. 「それを(し)始めよう」 I began doing that. 「それを(し)始めた」 以上ご参考までに。

noname#117330
質問者

お礼

たびたびありがとうございます。 to不定詞=未来 動名詞=過去というのは、厳密ではなく、イメージというようにとらえておけばいいようですね。

  • Agee
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回答No.2

牧 雅夫著『明解解説英語の基本』(北星堂書店刊)に"He tried to answer the question, but he couldn't."という例が載っており、「to answerはtryの目的語というよりも、むしろ『…するために』と目的を表す副詞用法の不定詞とみなした方がよい」とあります。「不定詞to doは、もともとtoが『…の方へ』を表す前置詞で、その後の原型が動詞の名詞化したものだったのである。すなわち、to doで『…の動作・状態の方へ』というつもりだった。現代英語にもその名残りはずいぶん認められる」そうです。つまり、to doの場合は、「そうするように(大変な)努力をする」という意味で、上の例では「懸命に答えようとしたが出来なかった」と解釈することになります。 Penguin English Seriesの本の一冊にも、「tryと不定詞を用いる場合は、そのアクションはかなり困難で、一生懸命頑張らなくては達成出来ないことを示す」と説明されています。 牧 雅夫氏はanonymous4様がおっしゃる「不定詞が未来、動名詞が過去を表す」にも触れておられ、 ・Putting one's thoughts into English isn't easy.(過去の経験からの感想) ・To put one's thoughts into English isn't easy.(経験とは無関係な一般的陳述) …という例を挙げられています。

noname#117330
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 文法の成り立ちがたいへんよく説明された本ですね。参考になりました。

回答No.1

try to~ 「~しようとする」 try ing~ 「~してみる」 この二つがこのように意味がわかれる理由が知りたいです。 不定詞が未来、動名詞が過去を表すことが多いと聞いたことがありますが、関係あるのでしょうか。 【回答】 関係あると思ってください。不定詞の to と 前置詞の to は似ています。どちらも気持ちがそっちに向いている というイメージです。 I tried to write a letter in English. 私は英語で手紙を書こうとした(実際に書いたかは分かりません) I tried writing a letter in English. 私は試しに英語で手紙を書いてみた(実際に書いてみた)

noname#117330
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 不定詞の to と 前置詞の to が似ているという考え方が、とても理解しやすかったです。