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Harry Potterの洋書の中でのOne sentenceについて

今、Harry Potterの英語版を読んでいます。 その中で一つセンテンスで判らないものがありました。 "I must also warn you that if you do anything like this again, I will have no choice but to expel you." とあります。 この最後の"I will have no choice BUT to expel you."の部分のButがわかりません。 "I will have no choice AND expel you."の方がしっくりきます。 でもアメリカ人の友達に聞いたら、”Andじゃ変だね”と言われたのですが何で変なのかが判りません。 他の本を読んでいても、このButの使い方が何度も出ていて、不思議で仕方がありませんでした。 どなたか、お願いします。教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • jayoosan
  • ベストアンサー率28% (929/3259)
回答No.2

have no choice but~の慣用句ではなく、butの用例の質問ととらえて書きます。 多くの文では、butは接続詞(前後をつなぐ)としての働きや、名詞の前につく前置詞としての使われ方をされます。 2文をつないだとき、日本語の「しかし」「でも」という訳があてられます。しかし、意味的に日本語は英語よりも曖昧で幅広い使い方がされているので、同じではありません。 たとえば日本語で ― A文 ―(、。) しかし(でも) ― B文 ― となるとき、B文はA文を否定しているときもあれば、単にB文はA文の補足をしていることもあります。 「あなたの案は聞きました。しかし、実現不可能です。」(これはB文はA文を否定している) 「あなたの案には賛成です。しかし、安全性も考えなくてはいけません。」(B文は本音では安全性を疑いA案を否定したいが、日本語(人)の性格上頭から否定せず、提案的に控えめにいう言い方) 「あなたの案は賛成です。しかし、コストがかかるかもしれないので調べてみます。」(単なるA文にたりないことの補足) 「彼は試験会場にすべりこみました。しかし、入室は認められませんでした。」(A文とB文はどちらも独立した事実を「しかし」が文をつないでいる。しかし、この文の本題はB文。後半が言いたいこと。) 「私はアジアは好きではありません。しかし、日本は好きです。」(アジアの中で日本を除く言い方) 日本語は前後の文や言葉への配慮次第で、「しかし」とか「でも」の役割が変化したり、とりあえず会話上で言葉をつなぐためにつけられただけ、というケースもあります。 but は、英文の中においては、上の例でいうと最後の2つに近い使われ方をします。 つまり but 以降の文が主題であること、強調したい部分であること。―A (強調や真実、本題であること) but以降は、その文の例外規定であること。―B (apart from, except の意味) Aはイメージ的には □□□□□□□□□□□ but ■■■ he is leaving, but comes back soon afterwards. 彼は発とうとしている。でも、後ですぐにもどってくる。 ■■■がここで強調したい部分(本題)です。 Bは、下のBUT域のように、文のなかでそこだけは文章がかかっていない、あるいは反対のことをあらわします。 まさに apart from~(~から別)、except(除いて)を意味しています(ある意味それが真実で本題)。 ┌───────┐ |文が述べる内容 | |   ┌────┤ |   |BUT域  | └───────┘ There's no one here but me. ここには誰もいない、しかし私はいる。⇒ここには私しかいない。 I will have no choice but to expel you.  私は他に手立てがない。しかし、あなたを追い出す。 →退学を通告するしかない。(ポッターの学校の場合) "to expel you"だけは、その話者が述べる文章の前半がかかっていないわけです。 ⇒no choiceがかかっていない⇒but以降はできること⇒つまり、他の選択肢はない なので 「~する他に手がない、~するよりほかない、~せざるを得ない」など訳になります。

SDpopom
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 とても分かりやすいです。なぜ『~せざるを得ない』となるのかも はっきりわかりました。 英文法も奥が深いです。。 また何かありましたら、宜しくお願いします。

その他の回答 (2)

  • Agee
  • ベストアンサー率42% (414/964)
回答No.3

私はこの用法はジャズ・ソングの題名で覚えました。その歌は"I can't give you anything but love"というものです。私も若い頃は「妙な文だなあ」と思いましたが、これが「愛しか上げられるものがない」という意味だと知り、その後は何の疑問もなく受け入れられるようになりました。外国人なら"I can't eat any raw fish but raw oysters."(生魚は生牡蠣しか食べられない)などと云うでしょう。"I haven't seen Kurosawa movies but "Seven Samurai."(『七人の侍』以外、黒澤映画を観たことはありません)と云うかも知れません。 ついでですが、歌や映画の原題名を研究し、記憶しておくことはとても役に立ちます。邦題と原題が異なる場合、先ず外国人と話題を共有出来ません。全てが'Star Wars'=『スター・ウォーズ』のようなら話は簡単ですが、歌も映画も全然違う題名になることが珍しくありません。例えば『アラバマ物語』の原題は'To Kill a Mockingbird'です。'Alabama Story'とか'The Story of Alabama'などと無理矢理英語に翻訳しても絶対通じません。英米人はユーモアが大好きですから、映画や歌のタイトルをもじった表現を使うのも会話を弾ませる要因になり得ます。 英語に興味がある場合、役に立つのは教科書だけではないという一例でした。

SDpopom
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 Butを使うセンテンスでいまいちしっくり来なかったのですが、 ちゃんと理解できました。ありがとうございました!

  • googoo1956
  • ベストアンサー率47% (623/1316)
回答No.1

 この「but」は、前置詞の「except」と同じ意味を持ち「~以外」という意味を表します。  「have no choice but to ...」は熟語表現としてよく使われるもので、「・・・する以外に選択の余地はない」または「・・・せざるを得ない」と訳すとよいでしょう。  ご参考になれば・・・。

SDpopom
質問者

お礼

>、「・・・する以外に選択の余地はない」または「・・・せざるを得ない」と訳す なるほど。こう考えればとてもしっくりきますね!! これで今まで不思議だったセンテンスもわかりました。 ありがとうございました。

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