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ヨーロッパ系の昔話を探しています

 母が昔聞いた昔話の詳細を知りたがっています。 ・小人(妖精?小鬼?)に質問をたきつけられる ・質問内容は「不思議な呪文」か「小人の名前」(この辺りが不鮮明) ・期日までに言えなければ「首をもらう!」と脅される ・全く分からなくて困っていたら、森の奥で小人が勝ちを確信して愉快そうに踊っていた ・しかも「分かるはずもない、~~♪」と質問の答えを連呼しながら踊っていた ・後日、質問の答えを言うと悲鳴を上げて消えていってしまう ・母が言うには質問の答えは「でいけどん」とやら(これは当時の訳が違うか、母の記憶違いの可能性が…)  私も少々聞きかじった事があるような気がするのですが、出典もタイトルも思い出せません。  たぶんグリム童話かペロー童話の辺りだと考えているのですが、不鮮明情報が多過ぎて調べられません。  お分かりの方がいらっしゃったらお話のタイトルと、その小人が自白しながら踊っていたという「質問の答えの内容」を教えていただきたいです。  もしさらに分かる方がいらっしゃったら、何で読めそうかの出典元もお願いします。

みんなの回答

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.2

伝説・昔話や、それを収集再話した童話には、いくつかの有名なパターンがあります。たとえば貴種流離譚(かぐや姫)とか、竜退治(アンドロメダ型神話)とか。 ご質問の昔話は、「名前当て」と呼ばれるパターンです。イギリスの『トム・ティット・トット』、ドイツ(グリム童話)の『ルンペルシュティルツヘン』などがあるそうです。 トム・ティット・トット(お話歳時記) http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM068.html ご質問者は、パターンじゃなくて、そのものズバリのタイトル名をお尋ねのようです。しかし、残念ながら「不鮮明情報が多過ぎて調べられません」。 とにかく、「不思議な呪文」じゃなくて「小人の名前」です。その名前が、不思議な呪文みたいな名前なんです。「でいけどん」は名前ではないかも知れず、「デケドン、デケドン、デケドンドン」というような踊りの囃子(はやし)なのかも。 ご質問とは関係ありませんが、「竜退治」のパターンについては次の質問のNo.2回答(拙文)をどうぞ。 大蛇のいない日本で大蛇伝説が多いのはなぜ? http://okwave.jp/qa2425223.html

  • frithjof
  • ベストアンサー率20% (4/20)
回答No.1

グリムのお話で、ルンペルスティルツヒェン ではないかと思います。 ただ、首をもらうのではなく、子どもをもらうと、小人が脅かします。 ある粉引きの父親が、王様に、私はワラから金が紡げる娘がある、と言います。 小人がその娘を助けて、金の糸を紡がせるようにしてやりました。ただ、彼女が王様と結婚し、子どもが生まれたとき、俺の名前を当てなかったら、子どもはオレがもらっていく、と、脅すのでした。 小人が踊りながら歌っているのを聞いたのは召使です。 『今日はパン焼き、明日はビール作り。あさってには王女の子どもを連れてくる。ああ、こんないいことってない。誰もオレの名前ががルンペルスティルツヘンということを知らないってことは』 誰も来ないような、夜になるとキツネとウサギがお休みと、言い交わしそうな淋しいところにある小さな家がありました。その家の前で、小人は焚き火をしながら、片足で跳ねて叫んでいたのでした。 というような話で、KHM 子どもと家庭のメルヘン の第55話にあります。 ちなみに、小人が子どもを連れに行った時、娘(王女)が名前を当てたので、小人は、 『悪魔がおまえに言ったな。悪魔がおまえに言ったな』とわめくと、あまりの憤怒から右足を足の付け根まで(体が土の中に埋まるくらい)土の中に深く突き刺し、怒っている勢いで左足を両手で掴み、自身のからだを二つに切り裂いてしまいました』と、なっています。 以上私が手元にあった原書を今簡単に訳しながら書きましたので、日本語のものとは違うかもしれません。 取り急ぎ、お答えまで。

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