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"from 7 to 11"という言いまわしはあるのですか?
”Since I've been loving you"という曲の中で”I'm working from seven to eleven"と歌っているんですが、 コンビニのセブンイレブンみたいで可笑しいな、と思って聴いていました。 でも、もしかして英語にはすごい長時間労働のことを ”Work from seven to eleven”という言いまわしがあるのかなと思ったので 質問させていただきました。
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はじめまして。 ご質問1: <”I'm working from seven to eleven"> これは時間の範囲を表す決まった言い方です。 1.fromは起点を表し、toは着点を表す前置詞として使われています。 2.ここでは「7時から11時まで働いている」という労働時間に言及しています。 3.7時とは朝の7時、11時とは夜の11時をさします。つまり、朝の7時から夜の11時まで働いているということです。 4.ここはコンビニのセブンイレブンとは直接関係ありません。 ご質問2: <イギリス人はわりと日常的に使っている比喩なのでしょうか?> イギリス人が日常的に使っているというわけではありません。 1.ここでは、from seven to elevenは「労働者」の比喩、正しくは換喩として使われていると思われます。 2.この歌詞の「I」は、労働者であることをこの表現から暗示しているのです。 3.イギリスでは、階級意識が強くWhite color(支配階級)とBleu coler(Working Class、労働者階級)の敷居は高く、社会にも色濃く反映しています。 この歌が歌われた70年代は当時のRevolition世代がその解放を叫び、70年代はずっと労働政権が牛耳ってきました。つまり、労働者の叫びが反映された時代でもあり、ストやデモが盛んだった時代でもあります。 3.上記で朝7時から夜11時までと回答しましたが、何故その時間帯なのか?それは、イギリスでは夏時間、冬時間という時間設定があり、夏はその時間帯は明るく、労働者にとっては「労働できる昼時間」になるからです。 この夏時間の適用を冬に持ってくることもあったのです。 4.労働者の過酷な労働状況を、この歌詞ではfrom seven to elevenに暗示し、社会の低層に位置する「労働者の身分」の換喩として使っているのです。 Revolutionalなハードロッカー、Zeppelinらしい歌詞だと思います。 以上ご参考までに。
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- kick2max
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コンビニの7-11はまさしく朝の7時から夜の11時まで開店していますということを表していました。 当時は深夜営業をやっているお店などなかったわけで、基本的に労働者の起きている時間中は必ずお店をやっているということで、だからコンビニエンス(便利)なんですね。(ちなみにセブンイレブンは元々アメリカの会社でした) これをイディオムとした言回しとして固定されているかはわかりませんが、(それは辞書で調べてもらうとして)語感として、「ははぁ、おきている時間全部だなぁ」と一般的に英語を話す人なら理解される表現だと思います。 ですので、ビジネス文章などでこの表現を使うのははばかれますけど、口語では比喩として「仕事遅くまで大変なんだよ」みたいなことをいいたいときは、この表現で、いけると思いますよ。
補足
ありがとうございました。 >口語では比喩として「仕事遅くまで大変なんだよ」みたいなことをいいたいときは、この表現で、いける ということは、イギリス人はわりと日常的に使っている比喩なのでしょうか? それにしても本当にこんなに働いたら死んでしまいそうですね。まさに起きている時間全部・・
- kasuke2001
- ベストアンサー率47% (16/34)
9 to 5 というのは有りますが、イディオムとしては 7 to 11 は無いと思います。 最初に"I'm working from seven to eleven"だけを聞いたときはコンビニにかけているのかと私も思いましたが、これは1970年のLed Zeppelinですね。 Zeppelinはあまり歌詞にユーモアがないし、特にこの歌はシリアスなので多分コンビニは関係ないと思います。1970年当時のイギリスで7-Elevenはそれほど知名度があったと思えませんし(今でも日本ほどはありません)...
お礼
さっそくありがとうございました。 >これは1970年のLed Zeppelinですね はい、そうです。コンビニが世間に登場する前にできた詩だと思います。 なので、歌の方がコンビニを取り込んだとは私も思っていませんが 昔からある英語の言い回しがあるかと思いましたので。 >9 to 5 というのは有りますが、イディオムとしては 7 to 11 は無いと思います とのことなので偶然の一致か、セブンイレブンの創始者がZEPのファンだったのかもしれませんね(笑)。
お礼
>労働者の過酷な労働状況を、この歌詞ではfrom seven to elevenに暗示し、 社会の低層に位置する「労働者の身分」の換喩として使っている なるほど~。歌の内容を見てもいかにも労働者階級の男のブルースですから from seven to elevenでそれが現されるわけですね。 社会背景もわかって大変興味深いご説明でした。ありがとうございました。