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デジタルフィルタとFIR Filter
こんちには。 デジタルフィルタについて学んでいる者です。 カテ違いでしたらすみません。 http://www.f-kmr.com/filter.htm フィルタの種類や特性を調べており こちらのサイトが分かり易かったので、参考にしております。 このサイトの説明ですと 「横軸が周波数」「縦軸が利得」となっており ある周波数を基準にして、通す・通さないを決めているのだと 判断いたしました。 しかし、下記URLの4ページでは http://www.shinetsu-bt.go.jp/sbt/kenkyu/gapfiller/gapfiller-01/080526_siryou8-6_JRC.pdf 利得を基準にフィルタを設定しているように見えます。 「通す・通さない」というよりは「修正している」ように見えます。 そこで質問です。 【質問】 1. 利得を基準にしている方もデジタルフィルタなのでしょうか? 2. FIRフィルタとは、周波数を基準にフィルタをかけるのでしょうか? それとも利得を基準にフィルタをかけるのでしょうか? 素人ですみません。 宜しくお願いします。
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> 1. どちらも「デジタルフィルタ」です。 デジタルフィルタの登場前、アナログ的な電子部品で構成された「アナログフィルタ」回路では、複雑なフィルタ特性を実現できませんでした。 「アナログフィルタ」として実現できていたのは、単純な「ローパス」「ハイパス」「バンドパス」「バンドエリミネイト」ぐらいだったので、今でも「フィルタ」の代表的な特性としてこの4種が挙げられています。 「デジタルフィルタ」では、より設計の自由度が高く、複雑な周波数特性のフィルタも実現できるようになったのです。 もっとも、アナログフィルタでも「グラフィックイコライザ」といって、「周波数ごとの利得を変える」フィルタは存在します。これは、単純な「バンドパス」フィルタの組合せで実現しています。 FIRフィルタなどのデジタルフィルタを使うと、複数のフィルタを組み合わせる必要なく、一つのフィルタで求める特性が得られます。 > 2. 「FIRフィルタ」は、非常に自由度の高いフィルタです。後者で挙げられているような「周波数毎の利得を変える」ような特性にも出来ますし、前者で挙げられているような「ローパスフィルタ」や「ハイパスフィルタ」といった特性にも出来ます。 全てはFIRフィルタを構成する「パラメータ」次第です。
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フィルタに関する質問ですが、何やら違和感がありますね。 その違和感の源泉はこのコメントにあるみたいです。 ↓ >.... ある周波数を基準にして、通す・通さないを決めている .... 入ってくる信号の周波数をフィルタが弁別して、ある範囲は通しほかは通さないという制御をしているかのような記述です。 同じ定性的な言い方なら、「フィルタとは、ある周波数範囲の信号は通り易くほかは通りにくい回路である」のほうが妥当です。 ギャップ・フィラーの場合は、フィルタ・バンクの各チャネルの出力レベルを検知し、その過不足を補償するよう制御しているのでしょう。 提示された資料だけでは不明ですが、制御対象は「レベル」だと思われます。