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俳句 句切れ

質問があります。 タイトル通り、句切れの質問です。 A 桐一葉日当たりながら落ちにけり B この道の富士になりゆくすすきかな C 一枚の餅ごとくに雪残る D 万緑の中や吾子(あこ)の歯生え初むる E 鳥わたるこきこきこきと缶切れば 問題は A~Eの俳句のうち、途中に意味上の切れ目(句切れ)のあるものを記号で答えよ。 なのですが、「途中に意味上の切れ目」の意味がいまいち意味がわからないので、問題の意味すらわかりません(汗 答えはDとEなのですが、答えを見比べてもわかりません。 優しい方、できれば解説していただけないでしょうか?

みんなの回答

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.3

以下のURLを参考にしてみてください。   http://www.interq.or.jp/classic/kata/tankakouza2.html 文脈や意味によって,距離感があるもの,少し距離を感じるものがあれば、そこが「意味上の切れ目」ということになります。Dでは、「万緑の中や」とそれ以降では、意味のつながりに距離感がありますからそこに区切れがあるのがわかります。Eも、「鳥わたる」とそれ以降では、意味のつながりにずいぶん距離感があります。

ism43
質問者

お礼

参考URLの提示など、ありがとうございました。 とてもためになりました。

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  • ASAYOSHI
  • ベストアンサー率42% (358/834)
回答No.2

まず、それぞれの句の「句切れ」がどこにあるかを考えてみましょう。 空白部分が句切れだと思います。 A 桐一葉 日当たりながら落ちにけり B この道の富士になりゆく すすきかな C 一枚の餅ごとくに雪残る (句切れ無し?) D 万緑の中や 吾子(あこ)の歯生え初むる E 鳥わたる こきこきこきと缶切れば 「意味上の句切れ」ということなので、句切れの前と後とで、意味が直接つながらないところを探すわけです。 まず、Cは「句切れ無し」と思われますので除外。 それぞれを考えるにあたり、「意味」が肝心なのですから、通常の言葉に近づけてしまいましょう。 A 桐一葉が 日に当たりながら落ちました B この道の富士になってゆく すすきだなあ D 一面の緑の中だよ わが子の歯が生え初める E 鳥がわたる こきこきこきと缶を切れば Bがわかりにくいかもしれません。 私は、「この道の」が倒置されていると考えました。 つまり、「富士山の形になってゆく(そのように見える)、この道のすすきだなあ」という感じです。 平たく言えば「この道のすすきが富士山のような形を成している」ことに感嘆した句なのでしょう。 この道、すすきかな、富士になりゆく は、直接関係し合ってひとつの意味を成しています。 Aは、そのまんまですね。桐の葉が日に当たりながら落ちました。 意味的に切れるところのない一文です。 ではDは? わが子の歯が生えた、という感動と、一面緑が生い茂っていること(万緑)の感動は別のものです。このふたつ(勢いある命の強さ?)を、句という形で結びつけているのです。 結びつけられる前は無関係ですので、意味的には「切れて」います。 Eは? こきこきこきと(擬音ですね)缶を切れば、空を鳥が渡って行きます。 こちらも、「鳥が渡る」のと「缶を切ること」に直接の因果関係はありません。句という形で「結びつける」ことで、そこに感動を生み出しているのでしょう。 (この句に関しては、この結びつきがどういう感動を生むのか、ちょっとうまく説明できませんが) このように考えていくと、「意味上の句切れ」があるのは、「DとE」になると思います。 ……と、私は考えました。合ってるのかなあ?

ism43
質問者

お礼

お返事遅れて申し訳ございません。 とても分かりやすく説明していただき、要約理解しました。 ありがとうございました。

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  • Summaron
  • ベストアンサー率27% (40/143)
回答No.1

その解答は正しいですか。 「途中に意味上の切れ目」という出題のされ方も、確かに聞いたことがありますが、一般的にはどうですかね。 例えば、Dは「吾子や」の「や」が切れ字ですからね、ここできれるともいえますし、「吾子の歯」で切ろうと思えば切れます。 解答の合理性がないような気がしますが。

ism43
質問者

お礼

アドバイスありがとうございました。何とか解決いたしました。 ちなみに、答えはあっているようでした。

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