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~したく
社会人になってから、社内の文書などでよくみるのですが、 「~を行いたく、よろしくお願い致します。」 というように、「~したく」で区切る言葉。意味は、「~したいので」 という意味だと思いますが、文法的に説明するとどうなるのでしょうか? 場合によっては、「~したく。」で終ることもありますよね。 これも、「~したいのでご配慮をお願い致します」の略なのかなと 思って読んでいますが、それで良いのでしょうか? 自分でも書こうと思うときもありますが、本当に良いのか自信が ないので、「~したいので」と書いてしまっています。 正しいのなら私も使ってみたく。 以上
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これは一種の「候文」ですね。 正しいのなら私も使ってみたく候。 しかし、「候」をつけると、何やら時代劇めいて馬鹿っぽく。 「候」をつけなければそれなりの解決になるだろうと考えているように推測したく。 「たく」とは何かを考えると、「たい」という願望の助動詞の連用形であるからして。 「おめでとう」と言う場合、「御」+「愛で」+「たし」の最後の「たし」が音便化されていると考えられ。 連用形を文末に持ってくるのは「ありがとう」や「おめでとう」くらいしか用例がないのではなかろうかと思い。 それに対して、「、」の前で止める、いわゆる。 「連用中止法」という方はごく自然であり。 連用形で「。」をするのは公的ではなく。 どちらかというとコミックなどにありがちなツッコミっぽく感じられ。 それにしてもまだ「...」などの前で止めるのが例としては多くあり。 結局あまり濫用するのは感心できることではなく。 言語学的には「揺れ」と言いますが、その幅もまだまだ狭い某巨大掲示板的な中での隠語的な段階と言え。 ↑↑ 命令形っぽい。 「したく、」は「したく思いますので」の略でしょうが。 意味を類推してくれということかと思ってもよく。 この回答の文章の座りが悪いと思ったら、使わない方がいいでしょうね。
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- Ulrika
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え~、品詞分解アプリにかけてみました(自動解析だから怪しいけど)。 例文『展覧会を開催いたしたく、お願い申し上げます。』 回答:展覧会 を 開催 いたし たく、 お願い 申し上げ ます。 品詞:名詞 助詞 名詞 サ行五段連用形 助動詞 名詞 一段動詞 助動詞 「~したく」は「いたし」+「たし」で「~したい」という意味ですね。 なので文法でいうと動詞の五段活用や連用形あたりの話のようです。 「たし」の活用「たく」は文が続く用法なので「~したく。」は見ませんねぇ。 さらに「いたす」は「する」の謙譲語。お願い内容を実行するのが客側であれば 尊敬語を使った表現になりますね。 「~したいので」はどうかというと、サ変スルの連用形+助動詞タイの…ですが 「~したく」より口語的ですね。多分「いたす」が「する」の謙譲語なのに対して 「します」が丁寧語だから他人行儀な感じが減るんじゃないかと。 他には公文書では口語を避ける傾向にあるので、ビジネス文書では文語的、漢語的表現を好みます。 これも役所言葉に代表される「堅苦しい」印象を与えるほどやる必要はないですが。(笑) gatorさんがご覧になった例は、続きが明らか(お願い♪とか配慮して♪とか)な場合で くどくなるのを避けるために省略したのかもしれませんね。 社内向け文書などで、省略しても失礼にならない文書だったのではないですか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >え~、品詞分解アプリにかけてみました(自動解析だから怪しいけど)。 すごいものがありますね。 >他には公文書では口語を避ける傾向にあるので、ビジネス文書では文語的、漢語的表現を好みます。 >これも役所言葉に代表される「堅苦しい」印象を与えるほどやる必要はないですが。(笑) なるほど。大分わかって来ました。 >gatorさんがご覧になった例は、続きが明らか(お願い♪とか配慮して♪とか)な場合で >くどくなるのを避けるために省略したのかもしれませんね。 >社内向け文書などで、省略しても失礼にならない文書だったのではないですか? そうですね。ご指摘の場合であれば、そんなに気にならないと思います。それが職場の若造からの メールにあったから、違和感を感じたんです。おまけに「小生」だったし。 以上
>「~したく。」で終ることもありますよね。 そうですか?見かけないです… たまに聞く「~よろしく」(=~のように)と言う言い回しに近いのかな?? 例 ヤギよろしく紙食うな!→ヤギのように紙を食べるな…全然違いますね、失礼。 私も使う場合は「~したく、○○しました。」(AをしたいがためにBをしました。)です。 例 皆様の意見を聞きたく、質問します。 >正しいのなら私も使ってみたく。 どう考えても尻切れとんぼ(←死語ですね) 「~ですけど」で止める若者言葉と同じように、 小馬鹿にしている言葉や、知らないわけ無いよね?ちょっと考えれば解るよね? と言う言葉が隠されているように感じます。 頭が固いせいですかね…以下のようなやり取りになる… 「今起きたばっかなんですけど」・「…けど何だよ!」 →ちょっと考えれば「俺今起きたばかりで頭が働いてないんだよ、解ってくれよ」と読めなくはない。 「正しいのなら私も使ってみたく」・「…そこで切れるか?」 →ちょっと考えると「正しいのなら私も使ってみたく、質問させていただきました」が自然なのかなぁ…と読めなくはない でもやっぱり 「何であんたの考えを推測せにゃならんのだ!」と言う感じがして不快です… でもこれも「~のほう」「よろしかったですか」のように一般化され 慣れるしかないんだろうか…この先不安で仕方が無いです…
お礼
ご回答ありがとうございます。 >小馬鹿にしている言葉や、知らないわけ無いよね?ちょっと考えれば解るよね? >と言う言葉が隠されているように感じます。 そうそう!私の感じていた違和感は、なにか不愉快な感じでした。 あ、でも「~ですけど」は使っちゃいます。結論を言いたくない時とか、その後 は汲み取ってくださいという時。人に言われると、「ですけど、何なの?」と聞きたく なりますよね。気をつけなきゃ。 >でもこれも「~のほう」「よろしかったですか」のように一般化され >慣れるしかないんだろうか…この先不安で仕方が無いです… あるあるという感じで笑ってしまいました。 以上
- ymmasayan
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社内文書専用の言い回しのようですね。私もあまり好きではありません。 でも何時も使っています。 文法的にも、仰るように省略が入っていますので正しい文章とはいえないでしょう。 社内では冗長な文書は嫌われますので、折衷案として生き残っているのでしょう。 若干細かいことを言えば「~したく」のほうが、「~したいと思いますので」より 紋きり調と言うか断定的、命令的なニュアンスを感じます。 直接、関係は有りませんが、私は「~みたく、」と言うのも抵抗があります。 「~みたいに」の方言でしょうかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >文法的にも、仰るように省略が入っていますので正しい文章とはいえないでしょう。 >社内では冗長な文書は嫌われますので、折衷案として生き残っているのでしょう。 なるほど!そのような説明ができるわけですね。 納得! 以上
- timber
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どこからどう見てもまともな文章には思えませんので 使わない方がいいと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の感じていた違和感は間違っていなかったということですね。 使わないようにします。 以上
お礼
ご回答ありがとうございます。 おーっと、候ですか!なるほど。久しぶりに聞くその響き。候を使うことはないでしょうが、 使ったとしでも、やはり偉ぶっているというか、丁寧語ではありますが、言う人の品位を 高めるための言葉のように思います。 >それに対して、「、」の前で止める、いわゆる。 >「連用中止法」という方はごく自然であり。 これは良いということですか? また少し考えてみました。兎に角癪に障るのは「したく。」 ですが、やはり「したく、」もやはり何だか気に障ります。結局ポイントは省略ではないでしょうか? 「~したく、よろしくお願い致します。」 は、「~したい。」と「よろしくお願い致します。」の2つの事を言っているにすぎません。 「~したい。」だからどうしたの? それで「よろしくお願い致します。」と言われても 何のことだかさっぱり。ここで推測。「~したい。」「だから」お願いしたいということね。 「~したい。」はお願いしたい理由だった訳ね。ここでは、つまり接続詞も省略 されていると いうことではないでしょうか? さらに、何をお願い? →ご配慮とかご協力をお願い致します。 ということですよね。これって頂いたご回答の >「したく、」は「したく思いますので」の略でしょうが。 >意味を類推してくれということかと思ってもよく。 と同じことでしたね。 それにしても、連用形止め攻撃には参りました。 以上