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厚肉 と、 肉厚 の意味の違いについて。

最近よく耳にする言葉で、 「肉厚のしいたけ」とか、「肉厚のするめ」とか、 「肉厚」が、形容詞的な使われ方をしてると思うんです。 私としては、 身長 ‥ 何センチ   長身 ‥ 背の高い事 肉厚 ‥ 何センチ   厚肉 ‥ 肉の厚い事 の様に、「厚肉のしいたけ」「厚肉のするめ」と言う方が正しい表現だと思うのですが。。。 一般的には、「肉厚」で通ってる様ですが、 正しい日本語の表現としては、どう何でしょうか? 国語が苦手なので、質問の仕方もわかりににくくてすみませんが、 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jo-zen
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回答No.4

「肉厚のしいたけ」、「厚肉のしいたけ」はどちらも文法的に間違った使い方ではありません。但し、成り立ち(構造)に以下のような違いがあります。 「肉厚の」は、形容動詞「肉厚-なり(だ)」の連体形であり、名詞「しいたけ」に接続するすれば、「肉の分厚いしいたけ」という意味になります。 これに対して、「厚肉」の場合は「厚い肉」を意味し、形容詞「厚い」+名詞「肉」という成り立ちです。「厚肉のしいたけ」といった場合、名詞同士を格助詞「の」で結んだものになります。 なお、上記関係が成り立つものは、限定されます。同様の関係が成り立つものもありますが、一般的には「○△」をひっくり返して「△○」という言葉が成り立たないものも多く、成り立ったとしても意味は別になってしまうということです。「身長」「長身」などでも、「身の長さ」「長い身」ですから、「肉厚」「厚肉」の関係とは異なります。 「肉厚」の場合でも、「肉厚が1cm」などのように名詞として「肉の厚さ」の意味で使われることもありますが、「肉厚の」「肉厚な」のように形容動詞の連体形の形で使われるのです。そのような使い方が無理なく(こじつけではなく)可能かどうかが、見極めのポイントになると思います。

hihikoha
質問者

お礼

ありがとうございます。 国語が苦手なので、見極めは難しいです。 厚肉 は、専門用語のようなので、一般には使えないって方が、正しいみたいですね。

その他の回答 (4)

  • Parismadam
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回答No.5

はじめまして。 ご質問1: <「肉厚」が、形容詞的な使われ方をしてると思うんです。> 1.形容詞には「限定用法」と「叙述用法」があります。 (1)限定用法は連体形になり名詞を前から修飾する方法です。 例: 「赤い花」 (2)叙述用法は終止形で、文末に置かれます。 例: 「花は赤い」 2.ご質問の2例は形容詞が限定用法か叙述用法か、という問題になります。 (1)「肉厚」は、「肉が厚い」という並びですから、「厚い」は叙述用法になります。 (2)「厚肉」は「厚い肉」という並びですから、「厚い」は限定用法になります。 3.これらが名詞にかかる場合を考えれば、どちらの語法が自然かがわかります。 「肉が厚い、しいたけ」(O) 「厚い肉の、しいたけ」(△) 4.「長身」が可能なのは、「長い身の丈の、人」という順序での修飾が可能だからです。 ご質問2: <身長~長身~肉厚~厚肉> 1.この対比を見て、「長身」は可能なのに「厚肉」はない、という理由を考えてみるといいでしょう。 2.それは、限定用法の形容詞がかかる「名詞」にポイントがある気がします。 3.身長の「身」はここでは「身の丈」のことを表します。この名詞「丈」は長いか短いかという形容しか存在しません。そのため、 「長身」=「長い身の丈」(限定用法) という形容詞の限定した修飾の仕方で使われるのが定着しているのだと考えられます。 4.一方「肉」は「厚いVS薄い」だけでなく、「赤い」「熱い」「ぶよぶよの」など、いろいろな形容が可能です。 つまり、「肉」という名詞は「厚い・薄い」という形容詞に限定された名詞ではないため、「厚肉」として定着しないのだと思われます。 5.これはご質問の例に限っての推察ですので、全ての「限定用法の形容詞+名詞」の用法に当てはまるルールではありません。 例: 「美人」 「人」にかかる形容詞は「優しい」「寛大な」など、いろいろありますから、「美しい」に限定されません。従って、「限定された用法」ではないにも関わらず「美+人」の限定用法の順序になっています。 6.また、「肉厚」のように、形容詞を後に持ってくる叙述用法だと、後ろの形容詞に重点が置かれる、という効果があります。 例: 「制限なしの~」(叙述用法): 「なし」は形容詞「ない」の連体形止めで名詞化したものです。 この語順にすると「制限はない」という「無い」に重点が置かれます。限定用法だと「無制限の~」になりますが、語感は後ろに「無し」を持ってきた方が強調されると思います。 7.ご質問の「肉厚」は、このように「厚い」に重点を置くため、叙述用法の、語尾に形容詞を置く語法になったとも推察されます。 以上ご参考までに。

hihikoha
質問者

お礼

ありがとうございます。 国語が苦手なので。。。。 回答内容自体、理解できかねています。。。

回答No.3

少し説明不足でしたので追記します。 「肉厚」は次のように名詞の場合と形容動詞の場合があります。 いずれも肉が厚い様子を表す昔からある言葉です。逆に「厚肉の~」という言い方は少なくとも一般的ではありません。 (1) 肉厚のしいたけ 肉厚(名詞)・の(格助詞)・しいたけ (2) 肉厚なしいたけ 肉厚な(形容動詞)・しいたけ なお、これと似たような表現として、「骨太(ほねぶと)」という言葉があります。これも肉厚同様、「太骨の~」とは言いません ( ^^ 【骨太】 goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B9%FC%C2%C0&kind=jn&mode=0&kwassist=0

hihikoha
質問者

お礼

ありがとうございます。 私も国語は大の苦手でして。。。。 専門用語みたいですね。。。

回答No.2

家にある辞書で調べたら、 【肉厚】(動物の体の部位や植物の葉や花弁などについて)厚みのある様子。 「肉厚な唇」「肉厚に切る」 とありました。 なので、「肉厚のしいたけ」「肉厚のするめ」という表現は問題ないと思います。 工業生産などの分野では厚さという意味で、肉厚という言葉を使うようですが、一般的には上記のような使い方をされます。 ところで、「厚肉」という言葉は初めて聞きました。 辞書で調べても乗っていませんでしたので、専門用語ではないでしょうか。

hihikoha
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに専門用語なんでしょうねぇ。 われわれの業界では、区別して使っていますので。。。。 一般的ではないようですね。。。

回答No.1

「肉厚」は形容詞ではなく形容動詞(終止形は「肉厚だ」)です ( ^^ 【肉厚】 goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C6%F9%B8%FC&kind=jn&mode=0&base=1&row=0

hihikoha
質問者

お礼

ありがとうございます。

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