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『わび・さび』の心、美意識について
こんにちは。 僕は昔、海外をぶらぶら貧乏旅行していた時期がありました。旅をとおし、日本という国、また、多くの国で西洋的な価値観が主流であるということを知り、その影響力のすごさを感じたものです。 でも、近年はどうもその西洋的な価値観の崩壊がおこってきているような気がします。 そこで、僕も日本人として、日本が築いてきた『わび・さび』や『禅』の精神をしっかりと勉強したくなりました。 なんとなく意味はわかっているのですが、特にわびさびについてわかりやすい書籍を教えていただけないでしょうか? (ちなみに難しいものが多いと思いますが、御勘弁..)
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こんばんは 「侘び、寂び」はおそらく日本人なら意識していない、本能的な部分で理解していると信じている者です。 私は現在存命中の「侘び、寂び」の伝道者は桑田佳祐氏だと思っているのですが、これはまぁ、異論もあることでしょうから、置いておきましょう。 さて、ご質問の「わびさびについてわかりやすい書籍」と言うことで、二つの事を考えました。 1.「侘び、寂び」を学術的、あるいは論説的に記述された書物 こちらはやはり私も♯2さんと同様『日本人の美意識』が手に入りやすく読みやすいと思います。 2.これが「侘び、寂び」だ、とは一言も書いていないけれど、その書物の中にある思想(というとちょっと大げさですが)が「侘び」であり「寂び」だというもの。 こちらは古典でお馴染みの「徒然草」やら「方丈記」やら、あとは芭蕉の書物(俳句に限らず)等(当然まだまだありますが、この辺りから入られると分かりやすいかと思います。)どっぶりと浸ってみられたら、言葉で尽くすことの出来ない、ご自身の「侘び、寂び」観が掴めるのでは、と思いますが。 的はずれの回答になっていましたらすみません。 では。
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- komomomo
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こんにちは~! 日本人の美意識!手始めに、その名もずばり 『日本人の美意識』ドナルド・キーン著 は定番ですがお勧めです☆ 読みやすいと思いますよ(^v^) 高校、大学の授業でたまに言及されたりするし、基本を押さえる感じでお勧めします♪
- Eivis
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【WABI】【SABI】については屁理屈のようなことを以前、回答として書いたのがあるのでご笑覧下さい。。。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=293128 ・・・#3 私はデザインの勉強を目指す方々に度々ご紹介している本があるのですが、[わび][さび]を大上段に構えている訳でもなく 読んでいるうちに日本人や日本的なものの心とかを巧く文中に散りばめている名著があります・・・『幕の内弁当の美学』!! *2冊とも日本の代表的デザイナー[栄久庵 憲司:エクアンケンジ]さんの名著です。 朝日文庫『幕の内弁当の美学』(朝日新聞社) KAWADE夢新書『インダストリアルデザインが面白い』(河出書房新社) 『幕の内弁当の美学』は、デザインの本質をよく語っている面白い本です・・・この本はデザイナー以外の方にもお薦めです。 http://www.gk-design.co.jp/kikou/GKReport/No5/text/5-09.html・・・書評あり。
お礼
さっそくの書き込み有り難うございます。 『幕内弁当の美学!』これは面白そうですね。 たしかにこれを読むと日本人の根底にある美意識についても触れることができそうです。 あとはずばり『わび・さび』とは?が分かりやすい本が欲しいところです...