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中国バブルについてわかり易く教えてください。

中国バブルについてわかり易く教えてください。 みなさん今晩は、日本にいるからかもしれませんが、 巷では、オリンピックと万博が終わると中国のバブルが崩壊すると聞きました。 中国都市部の土地の値段が軒並み上がっているのは、わかるのですが、バブルが崩壊 するというのは、日本と同じようにどこかの国が仕掛けてきて、高騰していた貨幣価値が、ピーク を迎える位はなんとなく分かるのですが、 バブル自体良く理解できません、特に中国はなぜバブルが崩壊するかがです。 絶対に崩壊するとは言えないと思いますが・・・ どなたか、分かり易く教えてください。

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  • DDRSDRAM
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回答No.2

>バブル自体良く理解できません  バブルというのは、需要がないところに資金があふれて、資金を持った人たちが自分が使わないものを転売、投機目的で買いあさり、異常に相場が上がってしまうことをいいます。  資金が天井を打って相場が下がったときに、もともと自分で使うものではないので転売しようとしますが捨て値で売ることになり、購入時の借金だけが残ってしまうのがバブル崩壊です。  古くはオランダのチューリップの球根から最近ではドバイのマンションまで・・もちろん日本の土地もバブルの対象になりました。崩壊後は借金返済まで経済がぼろぼろになることが多いようです。一般的には株価の暴落をもってバブル崩壊ということが多いようす。(バブル時には企業の株価が上がることが多いため。) >中国のバブルが崩壊  中国のバブルの対象は基本的に株とマンションです。 中国のバブルの原因は、まず、為替相場維持のためのドル買い元売りにあります。  輸出がしやすいよう元安ドル高を維持するために、輸出代金のドルを中国の中央銀行が新たに元を発行しどんどん買い取っています。ということは新しく発行された元の分だけ流通額が増えるということです。これで資金が過剰になります。中国国内はもともとそんなに市場が大きくないので、余剰資金は上海や北京のマンション、株に流れて相場が高騰、バブルとなりました。これが当初の中国のバブルです。 >オリンピックと万博が終わる  一般にオリンピックの後は不況が来るといわれています。公共投資が一段落して建設業の不況が来るということです。  実際、北京オリンピックの前には株価が暴落し、その後のサブプライムローンの破綻でバブルが崩壊しかけました。そこで、中国当局が巨大な公共投資と銀行に対する融資命令を出して株価やマンション価格が持ち直しました。これで内需が発生し経済が一時的に持ち直しました。  ところが、無理な融資を強要したために投機に流れてマンション価格は上がり、さらに人件費高騰やインフレも発生し、銀行融資を規制してしまいました。株価もマンション価格も下がってしまいました。頼みの公共投資もインフレではむやみに増やせません。日本のバブルも不動産融資規制で崩壊したことを考えるといよいよ崩壊かなという気もします。  結論をいうと マンション&株価の維持→公共投資と銀行融資を増やす→インフレ発生→公共投資と銀行融資を減らす→マンション&株価が下がる・・以下繰り返し。  このままでは、インフレかバブル崩壊かのどあちらかの選択を迫られるということです。  日本のようにデフレなら「公共投資を増やす」で結論はかんたんなのですが。

参考URL:
http://quai62.blog15.fc2.com/blog-entry-451.html,http://hayashiland.com/nikkei200306.pdf
ungpasc111
質問者

お礼

御礼が遅くなりすみませんでした。 バブルについての説明、とても分かり易かったです。 中国もなかなかこれから難しそうですね。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

今、日本で中国バブルと言っている人の多くには嫌中というイデオロギーが入っています(嫌中というイデオロギー者の解説による影響なども含む)。 これは中国がバブルではないという意味ではなく、嫌中の人が「中国はバブルだバブルだ」と事情も知らないし知る気もない人たちが、中国崩壊願望論を唱えているという状況です。 まず程度問題もありますが、バブルというのは総じて結果論なのです。だからここ3年ほど前に崩壊した米国のバブルも、それ以前は米国の好景気、米国的な経営を学べ、米国の実力主義を取り入れるべき、などの話が賛美され、また日本の90年頃の日本のバブル期にも、日本の好景気、日本的経営を学べ、などと言われていた事も同意事です。 バブルとは、経済の加熱により実態以上の異常な価格高騰と、その熱が冷めた後の急速な価格の下落の事です。 価格とは需給によって競り(オークション)で決定されるものです。なので、高くもなるし安くもなり過去の経緯を見て異常な高騰だったねとかいった話となるわけです。おおよその見当は付けられ、バブルを予測することは可能ですが、大抵の場合バブルの中ではその予測、見解は切って捨てられるものです。 中国の場合には、まだ高度経済成長期にありますからその成長余力からしても、バブルというほどの状況ではないでしょう。要するにバブルの発生と崩壊はセットなので、当分崩壊がないと思われこれはバブルとは言えないという事です。まぁ上海不動産はバブルとも言えますが、通常のリセッションで十分吸収される内容のようなので、米国や日本で起こったようなバブルではないという事です。

ungpasc111
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 バブルについてわかりやすかったです、やはり ずばり日本は親米よりの人が多いですから というかアメリカという神を信じるしかないですもんね~ (一方で中国にも問題はありかと思いますが・・・) ただ私も中国に行ったことはないですがなんとなく感じることとして 中国には潜在する価値がまだあるのでは、と思います。 ですから、回答者さまの冒頭のイデオロギーにかなり共感できました。