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ナチスとアルゼンチンはなぜ仲が良いのか?
ナチスの残党がアルゼンチンに亡命したり、ナチスの財宝があると噂されたり、戦後ナチスのUボートがブエノスアイレスの港で発見されたりと、戦後直後のアルゼンチンはナチスを進んで保護しているように思えます。 なぜナチスとアルゼンチンはここまで仲が良いのか教えてください。
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1946年大統領に就任したフアン・ドミンゴ・ペロン大統領は、1930年代後半に駐伊武官としてムッソリーニ政権下のイタリアに駐在していたことがあり、そのころファシズムに傾倒していったと言われています。 ペロンが政権を掌握すると反米・民族主義を掲げ、未組織労働者層の支持を受け共産主義的労働運動を弾圧するなど、戦前のナチス党同様のファシズム政策を行っています。(結局、経済破綻を来たし米の援助に頼らざるを得なくなると民族主義も放棄してしまうのですが。。。) というわけで、戦後直後のペロン政権下のアルゼンチンはファシズム真っ只中であったため、ナチス戦犯も進んで保護したのだと思います。
お礼
なるほど。 大変良く分かりました。 有難うございます。