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連続の式について(流体)
連続の式というのは使用するのに条件はあるのでしょうか?今自分の頭の中でこまっているのは断面積の違いによる流体の流れ方です。連続の式は断面積が大きければ速度が小さく、断面積が小さければ速度が大きくなるということですよね?でも実際にたとえば樹脂のような粘性の高い流体では断面積が小さくなると流れにくくなると思うのですが。これはどういう理解をすればよいのでしょうか?それから水の場合も本当に断面積が小さければ速度は速くなるのでしょうか?なにか流れにくくなる気がするのですが・・・
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管の断面積*流速=一定 という最も基礎的な連続の式であれば、成立する条件として 1)流体は、非圧縮性流体(水、油等) 2)定常流である。 等があります。 式が表わしているのは、分りやすくは、ホースの先端の穴をすぼめたり、広げたりすると水の出る速度が変化するけれども、「管の太いところでも細いところでも流量は一定である」というだけのもので、ベルヌーイの定理を成立させる前提条件としての式です。 また、管内を流体が流れている内に粘性とか管径の変化、管の長さ、曲がり等で流速が落ちてくる現象は、圧力損失として他の式で計算されます。連続の式では表わすことはできません。 高粘性流体は、基礎的な流体力学、水力学では扱いません。 樹脂などの高粘性流体は、非ニュートン流体、ビンガム流体、レオロジーとか呼ばれる範疇に入ると思います。
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- Meowth
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べつに狭いところで流れにくくなるのは一向に構わない。 ひろいところがもっと遅くなるだけ。 連続の式は別にせまいところで 速くながれろ といっているわけでない。 せまいところが速ければひろいところはそれなりに せまいところが遅ければ、ひろいところはもっとおそく といっているだけ。