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環境学の将来性
こんにちは。 将来、理科の分野から地球環境に携わる仕事、研究をしたいと考えている高校3年生です。 ただ、まだ何をしたいのかなどは決めておらず、ただ漠然と「理科分野の地球環境学」ということしか頭にありません。 というより、自分の情報の無さなのかも知れませんが、どんな研究をしているのかがはっきりと浮かんでこないのです。 また、テレビなどを見ている限りでは、特に地球温暖化に関しては、これ以上突き詰めていくことがないように思えます。 「温暖化は一人一人の行動で改善できます」が答えとして出てしまっているようにも思います。 路頭に迷っている感じです。 そこで、理科分野(化学や物理学など)においての「地球環境学」の将来性といいますか、今後中心になっていくであろう研究テーマ、最新の研究内容などというものを知りたいのです。 また、その後の進路、研究施設なども教えていただけるとうれしいです。
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環境問題に技術力で対応するには色々な方法があります。 例えば、ハイブリッドカー「プリウス」のソフトウェアは、電気で走るほうが良いのか、ガソリンで走ればよいのかの、しきい値設定に、非常に高度なコンピュータプログラムを使っていることでしょう。 温暖化問題について言えば、メタンは二酸化炭素を超える強力な温暖化ガスです。ニュージーランドでは、羊が吐く息にメタンが含まれていることから、「げっぷ税」というものを作り、税金をかけています。羊と牛について、どのようなエサを与えたり、どのように遺伝子を組み替えたら、メタンを吐かない動物に変えることが出来るのかを解明すれば、これは大きな貢献になります。 地味ですが、送電設備の設計も重要な任務です。トルコで初めて原子力発電所を作ろうかという話が持ち上がった時、反対意見が出てきました。「現在の送電設備では、途中での電力の損失が大きすぎる。送電設備の改善だけで、原子力発電所のひとつくらい、ひねり出せるはずだ」。これは非常に重要な観点です。北朝鮮やイラクの映像を見ていると気がつくのですが、電柱はただの電柱で、日本で良く見かけるような、ポリタンクのような設備がついていません。これを見るだけで、「ああ、北朝鮮とイラクでは、停電が多いんだろうな」と分かってしまいます。
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- gezel
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私は技術を否定するものではないのですが、技術だけで解決はしないと思ってます。自然科学と社会科学の融合 、私も高校生の父親なのですが去年 オープンカレッジについて行かせてもらって 総合政策学部というところに関心を持ちました。3年生の人に言っても仕方ないかもしれませんが、よかったらネットでも見てみてください。
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回答ありがとうございます。 学部載せていただきありがとうございます。 「環境学」は社会的な立場、科学的な立場、全体から眺めないといけない分野ですからね。 とても難しい分野だと思います。
- 丸井 ふたば(@baieru)
- ベストアンサー率47% (132/280)
地学であれば別に地球温暖化にだけを眼に向けなくても地震の研究やプルームテクトニクスの研究もあると思います。 地球環境学で現在東京大学より輝いているのは丸山茂徳(東京工業大学 ですね。 近いうちにノーベル賞を取ってもおかしくないと思います。 この方は地球温暖化は太陽活動の活発化によるものだと言っています。 50年以降は寒冷化するそうです。 また46億年の地球の歴史についても世界中で化石や岩石の調査をして新たな発見をするのもありだと思います。 最近の研究では恐竜の絶滅はプルームテクトニクスによるホットプルーム上昇による地殻変動であるという説もあります。 どうやら隕石衝突説は負けそうです。しかし隕石がぶつかったのも事実です。 今暑いのはやはりプルームテクトニクスによる大陸移動とかではないでしょうか? また地球内部での鉱物の状態についてもまだまだ研究が必要です。 もし地球の奥深くまで穴が来れることに成功したらノーベル賞です。 なんでも地球内部にはビルなみのダイヤモンドがあるらしいですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 どうも自分には「温暖化」にばかり目を向けてしまうので、いくつかの支店から教えていただいて、新鮮です。 地震の研究も、地震大国日本にとっては大事なことですね。 地球の歴史を知るのもおもしろそうだと感じました。
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
大学で、もっと深く、環境学を学んでみてください。 地球温暖化の研究に終わりは無いと考えます。 石油使用するのを減らすために、電気自動車も有力ですね。 でも電気作るのに、エネルギーが必要だからCO2は出ます。 CO2を減らす研究も、必要ですね。期待してます!!! 私は化学系の会社に勤めてますので、地球温暖化の原因のひとつですね。 でも商品を作るのは止めれません。 ユーザーからの発注が続く限り作り続けます。 ダイオキシンの原因とされる、塩化ビニルも生産量は減ってますが、 パイプ類など、発注は沢山有ります。 私たちが今出来ることは、環境に悪い溶剤を使うのを止めること。 ベンゼン・塩素系溶剤など、有害のある溶剤を生産中止。 実験に使う溶剤も安全のものを使う。 実験に使った廃溶剤を蒸留して溶剤を再利用。 溶剤の廃棄を減らしてます。 物を燃やすだけで、CO2は増えていきます。 ガソリンエンジンも 空気を汚します。 だけど、車が無いと原料も運べないし、製品も 送れません。 温暖化抑制に協力したいけどゼロには出来ないね。
お礼
回答ありがとうございます。 いかにして、今までの産業力を保ったまま、環境に優しくなれるか。 このあたりは社会環境学とかも絡んできそうですね。 改めて範囲の広い分野だと感じました。
地球環境に携わる仕事といっても、今の時代企業に求められているものの一つは環境によいことです。 たとえば私の専攻している土木や建設にしても、自然環境を破壊しない施工技術の開発や資源利用などが注目されていますし、農業にしても自然と共生する農村開発・都市計画などさまざまです。未来の食糧不足に対応するためには農学に加え生物学の観点から効率よく食料が供給できる栽培方法・土地利用などが挙げられます。温暖化対策というよりも自然環境保護・持続可能な開発という視点で見てみて下さい。 最新の研究については、ネットがあればいくらでも見つけられます。私がちょっと前から気になっているのは、プリンターで太陽電池を印刷して発電するという技術で、海外の大学で発表されました。 今後中心になる研究テーマというより、あらゆる分野の研究(時に相補的に)すべてが地球環境学に貢献すると思います。科学番組にも注目ですね。 ご参考までに。
お礼
回答ありがとうございます。 「環境」という言葉一つで収まる分野ではないですね。 私は自然破壊防止の方に興味があるかも知れません。 ネットでいくつか調べてみます。
お礼
回答ありがとうございます。 千里の道も一歩からというべきか、灯台もと暗しというべきか。 環境改善のビジョンの見えている現在、根本的な部分、繊細部分の開発が大きな任務を背負っているんですね。