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原作の篤姫でわからないところが…
宮尾登美子さんの篤姫の本で、篤姫が斉彬が亡くなったとき「義父の野望のために自分は利用された」 と思うところがあったかと思うんですが、なぜそう思ったのかよくわかりません。篤姫は随分前から今回の結婚は政略結婚で、慶喜を押さなきゃいけないとわかってたはずで、その時点で利用されてるとわかってよいようなものを、斉彬が死んで思ったのは何故でせう?家定が子を成すことができないとしってたのに、結婚させたあたりが許せなかったのでしようか?歴史にあかるくないのでよくわかりません。どなたかご存知の方がいたらよろしくお願いします。
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原作を読んだだけのものですが。 1. 開国か攘夷か、次期将軍は誰がいいのか、実際に本人にあって 確かめてみようと、慶喜と慶福とそれぞれに面会するシーンがありましたが、 慶喜には「これ」という意欲も感じられず、なにか陰謀めいた暗い印象だけが残ったようです。 それに比べると慶福には好印象をもったようです。 人間本位でみても、慶喜を押す意味はなかった。 世の中を良くするために、ではなく、単に薩摩藩の野望だけで、 そのような工作に加担させられたから。ということでしょう。 もちろん、それでも、家定に能力があれば、よかったのでしょうけど、 どうもそれすらできないことを知っていて嫁がせられたということが わかったからでしょう。
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- mabomk
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まず第一に「慶喜」と面談し、案外凡庸な人物だったこと、この最大難局を託すに足人物ではなかった、と政治向きに自分なりの考えを持っている彼女自身で判断した、どの道が正解かは判らぬが、この様な煮え切らぬ人物ではとの判断があった。この意味では、彼女の人物評は正に正解だったと後の歴史事実が証明している。 第二に、斉彬が「慶喜」以外の人物が次期将軍になったとしても、薩摩藩が生き残る道(それも国運を左右する力保持して)を自分には云わずに(当然ですが)探っておりそれが(薩摩藩独自の公武合体から開国への方針転換)実現間近であったこと。正に政治の世界は「裏の裏がある」と悟ってしまった。 「天璋院篤姫」を読みながら、こんな風に思いました。
お礼
なるほど!とてもよくわかりました。歴史は奥がふかいな~ありがとうございました
お礼
なるほど!わかりやすい!何重にも利用されたのか~とショックだったんでしょうね。