- ベストアンサー
いつから日本人は白米を食べるようになったのですか?
こんばんは。 いつから日本人は白米を食べるようになったのですしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>白米 米ではなく、糠の部分を完全に除いた精白米(現在、普通に食べているご飯)という意味なら、 江戸時代に、「江戸患い」(現在の脚気)という病気がありました。これは、江戸の富裕な商人にあった病気で、米を精白して、マズイ糠の部分を食べなくなり、ビタミン不足になったからです。逆に言えば、民衆は、精白米を食べていなかったというわけです。 幕末の米の生産高は、1700万石。人口は、3000万人くらいいました。年間の一人の消費量は1石なので、平均で言えば、米だけでは必要量の半分くらいにしかなりません。ですから、麦や雑穀、芋などを混ぜないと、必要カロリー量が満たされません。 日露戦争で、日本の陸軍兵士は、脚気で倒れました。兵隊の志願者の最大の楽しみは、「白いごはん」。これも、白いごはんは、一般化されていなかった、というこてず。 そこで、脚気の潜在患者です。脚気で死んだほうが、鉄砲に撃たれたよりも多いとか。海軍は、脚気にならなかったのは、パン食を取り入れたからです(吉村昭「白い航跡」)。ちなみに、脚気菌のようなもの(存在しない)を提唱したのが、ドイツで細菌学を学んだ陸軍医学の責任者の文豪・森鴎外だったとか。 亡くなった父(農家出身、大正5年生れ)は、「戦前は、麦を混ぜたご飯が当たり前。正月の餅も、真っ白な餅は、1割か2割程度だった」と話していました。お年寄りに訊かれては。 というわけで、国民が白いご飯を食べられるようになったのは、戦後でしょう。
その他の回答 (1)
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
およそでいって平安中期頃らしいです。 http://www.naozane.co.jp/okome/kome01.htm
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
失礼しました。白米というより、精米といったほうがよかったですね。 回答ありがとうございます。 歴史を見ると玄米のほうがよさそうですね。 玄米は、栄養が豊富でもフィチン酸があるから吸収率が低いとか書いてあったのですが、どうなんでしょうね。