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減損会計した固定資産の売却について

減損会計をした固定資産(簿価0円)を売却しようと考えています。 その際の用語的な確認ですが、 ・固定資産を除却し、除却した固定資産を売却する もしくは ・固定資産を売却する とどちらの用語の使用が正しいのでしょうか。 除却=廃棄という説明が書いてあるサイトがあり、混乱しております。

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回答No.3

(1)結論から言うと、どっちもありうると思います。 (2)そもそも、「除却」の公式の(会計基準、法令等に定められた)定義は多分ありません。 手許の税法の本では、有る学者が「まだ使用に耐える固定資産について、将来にわたってその使用を廃止することを、除却という」と定義していますが、これは一つの意見だろうと思います。 有姿除却(現状で保有したまま除却処理すること)が認められていることから、「除却⊃廃棄」であることは間違いないですが。 (3)もし、御社の社内ルール(例えば、固定資産管理規定、除却規定など)で、現在使用中の固定資産の売却は許されない、固定資産は除却してから売却するといった定めでもあれば、前者の言い方になると思います。 そのようなルールがなければ、現在使用中の(除却前の)固定資産を売るのですから、後者の言い方が自然です。 たいていの会社でも、後者の言い方をされると思います。

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  • ok2007
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回答No.2

会計用語としては、固定資産を売り渡して収益を得る場合には、「固定資産を売却する」が正しい表現ですね。 というのも、「除却」は、その資産そのものが機能的価値を有さなくなったときに、固定資産からこれを外すことをいうからです。他方、「売却」は、その資産をその資産として買い取ってもらうときに用いる用語です。 したがって、会計用語としての「除却」と「売却」は、相容れません。 例えば、車が大破してスクラップ処分をするより他なくなったときは、「除却」になります。他方、車を中古車として買い取ってもらうときは、単に「売却」といいます。 なお、スクラップ処分する車でも、鉄くずとしての価値を有している場合があります。このような場合には、固定資産としての車を「除却」した上で、屑物・廃材等の売却見込額を「貯蔵品」に計上します。車そのものの「売却」とは言わない点に、ご注目ください。 また、使用見込みが無く廃棄予定の固定資産でも、しばらくのあいだ倉庫に眠らせておくなど、姿かたちを保ったままの場合もあります。このような場合には、姿かたちを保ったままの除却、いわゆる「有姿除却」をすることになります。「有姿除却」があることを考えると、「除却=廃棄」は誤りないし不正確だといえます。

noname#77757
noname#77757
回答No.1

正しい言い方。 (1)除去した固定資産を売却する。 (2)捨てる場合は廃棄処分。 ※除却と書いている例を見ますが、昔の言葉を踏襲している場合があります。 ※除却を文字ごとに考える (1)除・・・・のぞくこと。捨て去る事。「除外・排除・掃除」です。 (2)却・・・・とり去る。なくすこと。「売却・忘却」ですから近代用語を使った方がよいと思います。

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