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精神分析学と心理学

精神分析学は心理学には含まれないと聞いたのですが、 その理由は 精神分析学は無意識という考えが用いられ、 無意識は科学的に立証されていないから。という解釈で正しいでしょうか? ということは、心理学の定義は「科学的である」ということになんでしょうか。 大学で心理学をかじりたてのド素人ですが、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Diogenesis
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回答No.2

心理学に含めるべきでないとする見解の根拠としては, #1さんがおっしゃるように ■精神分析理論は反証可能性を持たない=科学の基準を満たさない という点のほかに, ■精神分析運動は心理学アカデミズムの外部で生まれ発展した ■精神分析の研究と実践を担ってきた精神分析家の大半が心理学徒ではない といった歴史的・社会的観点も重要です。 精神分析を心理学に含めるべきか否かについて じつは心理学者のあいだにも統一見解があるわけではありません。 一方,精神分析の側から見ると, 正式な資格を持った精神分析家の大半は精神科医であって 自らを心理学徒だとは思っていないというのが現実でしょう。 精神分析は心理学の一部ではなく, 心理学にとって「客人」のようなものというのが私の立場です。 精神分析と心理学の関係について 私はこのサイトで何度も回答をしてきました。 下記のQ&Aの回答#9にその一覧がありますので, 関心がおありならリンクをたどって読んでみてください。 ■心理学に興味を持ち始めた娘にお勧めの本  http://okwave.jp/qa3315684.html

  • backs
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回答No.1

> 精神分析学は心理学には含まれない 特にそういうことはないでしょう。例えば、心理学を脳科学を基礎に考えている人(知覚心理学とか、神経生理心理学と呼ばれるような分野の人たち)はそのようにいうかもしれない、というだけのことです。行動分析学についても、「行動分析学は心理学ではない」という人もいますし(行動分析学は1つの学問として確立されていると考えている人たち)、「心理学の分野の中に行動分析学が含まれる」という人もいます。 > 心理学の定義は「科学的である」ということになんでしょうか。 私は心理学は自然科学だと考えていますが、フロイトやユングに興味関心がある人は「科学的である」ということを好まないかもしれません。 ちなみに、精神分析学は"ダメ"と主張する人たちがそのようにいう理由は > 無意識は科学的に立証されていないから。 ということではなくて、精神分析学には反証性がないからです。無意識という概念が科学的に立証できるかどうかというよりも、ある現象の原因を無意識であるという主張は反論のしようがないからです。

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