- 締切済み
斜めに投げ上げる運動(放物運動)に関する問題
下記の問題がわからず、困っております。問題の解き方、または考え方を教えていただけないでしょうか。 水平面と角θをなす斜面に対し角αで物体を初速v0で投げるとき、角αをどのように選ぶと物体は斜面上を最も遠くまで到達するか。 現在大学で力学の基礎を学んでいますが、高校のとき物理を選択しておりませんでした。教科書などを読んでもよくわかりません。何卒よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
式訂正です。ごめんね。 左辺の斜面の式の傾きはcosθではなくtanθでした。 y(t)=(v0(sin(α+θ))/{v0(cos(α+θ))})x(t)+(g/2v0^2(cos^2(α+θ)))x(t)^2 =(tanθ)x(t) この式からx(t)の解を求め、Aとする。 A=vo^2(1-tanθ)/g B=y(t)=Atanθ = vo^2tanθ(1-tanθ)/g 三平方の定理から物体の飛んだ距離は、 =√(A^2+B^2) = ... これが答えで、きれいな式になりますね ^^
y(t)=(v0(sin(α+θ))/{v0(cos(α+θ))})x(t)+(g/2v0^2(cos^2(α+θ)))x(t)^2 =(cosθ)x(t) このx(t)に関する二次方程式を解いて下さい。 すなわち斜面の直線方程式と、物体軌道の二次方程式の交点の座標x(t)を求めます。 ちょっとだけひねってある問題ですね (^^
あれ、ごめんなさい。 >水平面と角θをなす斜面に対し この条件が計算に抜けてました。 前の回答はθ=0の水平面の条件なので、 角度θの斜面を加味してね。
物体は空気抵抗が十分小さい鉄等の小玉と仮定する。 物体は水平x方向に速度 v0cosα[m/s]の等速運動をする。 同物体は垂直y方向に初速度 v0sinα[m/s]、重力加速度 -g[m/s^2]の 加速度運動をする。 よって、時刻t[s]でのx方向速度Vx(t), y方向速度Vy(t)と置くと Vx(t)=v0(cosα) Vy(t)=v0sinα-gt 物体の時刻t[s]での座標位置(x(t), y(t)) と置くと x(t)=∫Vx(t)dt=∫v0(cosα)dt=v0(cosα)t ...(1)式 y(t)=∫Vy(t)dt=∫(v0sinα-gt)dt =v0(sinα)t-(1/2)gt^2 ...(2)式 (1)式より t=x(t)/{v0(cosα)} ...(1)'式 (1)'式のtを(2)式へ代入して y(t)=v0(sinα)x(t)/{v0(cosα)}+(1/2)g(x(t)/{v0(cosα)})^2 =(v0(sinα)/{v0(cosα)})x(t)+(g/2v0^2(cos^2α))x(t)^2 物体の落下点ではy(t)=0より y(t)=0=(v0(sinα)/{v0(cosα)})x(t)+(g/2v0^2(cos^2α))x(t)^2 =x(t){(v0(sinα)/{v0(cosα)})+(g/2v0^2(cos^2α))x(t)} ∴ x(t)=0 or x=2v0^2cosαsinα/g x>0なので x=2v0^2cosαsinα/g ...(3)式 (3)式が物体の落下点x座標である。 0≦α≦π/2 (=90°)の範囲でα=45°(=π/4)で、 cosαsinα=(1/√2)x(1/√2)=1/2の最大値になるので (3)式の最大値=v0^2/g[m]を得る。 答え v0^2/g[m] 私が大1のころは、空気抵抗力を加味し、物体は速度に比例した 空気抵抗力を受ける仮定をしたと記憶しています。 この仮定を入れるのが大学教養学部のレベルで、 この仮定を入れないのが高校の物理Iでした。 参考(復習用サイト) http://www4.osk.3web.ne.jp/~moroko/index.html http://www.crossroad.jp/mathnavi/
- BookerL
- ベストアンサー率52% (599/1132)
考え方だけ。 初速度v0、角αで投げた物体の軌跡の式を作る。 (水平方向は等速、鉛直方向は投げ上げ という基本的な式を作り、時間tを消せば軌跡の式になります。) 軌跡の式と斜面の式y=(tanθ)x とから、軌跡と斜面の交点=斜面上の落下点 の座標を求める。 落下点の座標には α を含むので、αを変数としてこの座標(例えばx座標)が最大になる条件を求める。 という方針がオーソドックスでしょうか。 計算がちょっと邪魔くさそうですが。