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「生体量」と「個体数」の意味の違い
質問です。生物の問題で「生体量」と「個体数」の話が出て来ましたが、両者の意味の違いが理解できませんでした・・・どなたかご教授お願いいたします。
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まず最初に・・・ 生体量(生体重量)は、ある栄養段階の個体数×1個体の重量ということはいいですね。 では生態ピラミッドで説明します。 一般的には生態ピラミッドは各栄養段階ごとの生体量で比較(生体量ピラミッド)をします。すると底辺である生産者が最も大きく高次消費者になるほど小さくなるのはご存知と思います。 では、これを個体数で表すとどうなるでしょうか? 一般的には生体量ピラミッドと同様の形になりますが、例外もあるのです。つまり、ある栄養段階の個体数が一段階低い栄養段階の個体数よりも大きくなってしまうことがあるのです。 どのような場合かというと・・・・ 一本のサクラの樹の葉に沢山の捕食生物がたかっている、とか、アオムシの体内にアオムシコマユバチの幼虫が寄生している場合等々。でも 被食者の生体量 > 捕食者の生体量 の関係は成り立っているはずです。これが逆転すると両者共倒れになりますから。 よって生体量と個体数をきちんと区別していないとまずいことになりますね。
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- BookerL
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>「生体量」と「個体数」の話が出て来ましたが、両者の意味の違いが理解できません 「生体量」とは、考えている生物の質量(何kgあるか)、「個体数」とは、考えている生物の数(何匹いるか) ということで、紛らわしいところがあるとは思えないのですが。 ※単純な言葉の意味のことではなく、生態学で「生体量」をもとに議論するのと「個体数」をもとに議論するのとどう違うかわからない、ということでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 混乱していたことがわかりました! またよろしくお願いいたします。
お礼
丁寧な解答、ありがとうございました! 非常によくわかりました。また質問をさせていただきます。 よろしくお願いいたします。