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アスペの実験の盲点
アインシュタインの隠れた変数を否定しているとのことです。 盲点を発見しましたので聞いてください。 1.2個の光子に隠れた変数がある。 2.そうするとベルの不等式が成立する。 3.アスペの実験でベルの不等式は否定された。 4.隠れた変数は存在しない。 例えると、 総額100円をA君とB君で分けて、A君が30円を持っていたらB君の持ち金は70円と確定するはず。しかしB君の持ち金を確認すると50円であったのでB君の持ち金は確認するまで確定していなかった。 盲点:宇宙空間の側に普遍な定数があり、測定の瞬間に宇宙空間のどこでも、その定数の介入を受けるとします。そうするとベルの不等式は成立しないように考えます。 例えると、 A君はポケットから40円だすときに税金で10円引かれて30円になるとします。B君も別の場所で税金で引かれて50円になります。この税金が普遍的介入を意味します。A君の持ち金は30円のように見えただけで、B君は70円持っているはずとは言い切れなくなります。
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- u-kid
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EPRからベルの不等式、アスペの実験に至る議論は、ありとあらゆる「隠れた変数」を議論しているわけではなく、絡み合った量子状態が出来るときに隠れた変数があるかどうか、つまり「局所的な」隠れた変数があるかどうかが問題とされました。 「非局所的な」隠れた変数については否定も肯定もされていないというのが現状です。空間的に広がった隠れた変数があるという前提で理論を組み立てようとする試みもあるようですが、浅学にして具体的にどのようなものかは知りません。 ちなみに、例としてあげられたケースは観測上保存則が成り立たなくなりますので、適切ではないでしょう。
- eatern27
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ん~、何というか、とりあえず、 アスペの実験、ベルの不等式、隠れた変数 とかがどういうものなのか、勉強しなおした方がいいかと。
補足
主旨は、量子力学の否定ではありません。 量子力学の元でも隠れた変数は否定できないということです。 1.隠れた変数は粒子に所属する。 2.測定の瞬間に普遍的介入が無い。 ベルの不等式において、2が暗黙のルールになっています。 プランク定数は空間に所属し、測定の際に普遍的介入を果たす役割をしていると考えましょう。 隠れた変数を肯定する量子力学は、否定しきれなくなります。
補足
私が問題としているのも「局所的」な隠れた変数です。 「非局所的」な隠れた変数は光速を超えるのでSFの世界の話です。 SFと思っていない人もいますが私の主旨ではありません。 主旨: 1.ベルの定理では「空間からの普遍的介入」を無視している。 2.「普遍的介入」は観測に伴う局所的な法則である。 3.量子力学と「局所的な隠れた変数」は両立しうる。 「空間からの普遍的介入」を説明するために例を挙げて補足します。 100円をA君とB君で分けて品物を買って消費税を払う。 A君は40円もっていても30円の品を手にしている。 30円の品が「観測結果」で、消費税が「普遍的介入」を意味します。 購入という行為が、「観測」を意味します。 購入という行為がなければ、A君の持ち金は40円、B君の持ち金は60円であり、これが「局所的な隠れた変数」です。 消費税は店内での購入時(つまり局所的な観測)に伴います。 どの店で購入しようが、しまいが、「隠れた変数」に影響しません。 10円は消滅するわけでなく国庫か店の利益へ移動しただけです。 最後に「普遍的介入」なるものを厳密に数式で定義できたら、どこかへレポート発表しています。 ここに書いた目的は「普遍的介入」なる概念を紹介することです。