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セイヨウタンポポとカントウタンポポの関連性について

野原に、セイヨウタンポポとカントウタンポポが咲いています。 この時、カントウタンポポを増やすためにセイヨウタンポポを抜き取ると、翌年、セイヨウタンポポがさらに増えてしまうそうです。 なお、セイヨウタンポポは、根のカケラも残さず抜くとします。(現実には不可能ですが;) これは、なぜなのでしょうか? 自分でも、適する環境の違いや、食物連鎖のピラミッドなど、色々と考えてみたのですが、いまいち答えがつかめません。 困っているので、よろしくお願いします。 問題に不明な点等ございましたら、何でもどうぞ。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kokecocco
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回答No.3

アレロパシーや発芽率の話は出ているのでそれ以外で考えると、カントウタンポポは落ち着いた環境を好み、セイヨウタンポポは環境のかく乱を好む。というところでしょうか。 草むしりをする→環境が変わる(かく乱)→発芽率がよくかく乱に強いセイヨウタンポポが増える 関東の方の我が家の庭の話ですが、こまめに草むしりをしていたときはイネ科やセイヨウタンポポばかりでしたが、3年以上手を入れなくなったらイネ科がなくなり、カントウタンポポがセイヨウタンポポに取って代わってました。シロバナタンポポもちらほら見られます。

Ribosome
質問者

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回答ありがとうございます。 好きな環境の違い、というのはありそうですね。 セイヨウタンポポが環境のかく乱を好むということは知りませんでした。 手入れをやめたらカントウタンポポがセイヨウタンポポに取って代わったとは、興味深いです。

その他の回答 (2)

  • suiran2
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回答No.2

要因は一つではないと思います。アレロパシー・発芽率・種子寿命・根系からの栄養生殖等どれをとってもセイヨウタンポポの方が繁殖力旺盛です。根のかけらの根絶は事実上不可能ですから,根系のどの部分からも再生します。また根元には親の種子が埋まっているはずですが,親が無くなることにより休眠から覚め発芽することもあります。こういった問題の完全な理解は極めて難しいのが現実です。多数の要因のうちこれも原因の一つでしょうということしか言えないのです。下記のURLも参考にしてください。 ○環境省「要注意外来生物リスト」の外来タンポポ種群 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/list_sho.html

Ribosome
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 タンポポが要注意外来生物に指定されているとは知りませんでした。 駆除の方法を調べることによって、何か新しい発見があるかもしれませんね。

  • suiran2
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回答No.1

大学生でしょうか。そうならアレロパシーはご存じですよね。セイヨウタンポポは根から植物の種子(セイヨウタンポポも含まれます)の発芽を抑制する化学物質を分泌していると言われています。セイヨウタンポポの発芽率の方が比較にならないほど高いですので,セイヨウタンポポを取り除くとアレロパシーの影響が無くなるためと考えられています。 私も何十年も前に根の抽出物を使用して実験したことがあります。たしかに発芽抑制効果は高いのですが,自然界では存在しないような濃度での話です。下らないと思いまして止めましたが,時間を全く考慮しませんでした。薄くとも長時間で影響が出るかも知れませんね。

Ribosome
質問者

お礼

早々のご回答、ありがとうございました。 セイヨウタンポポを抜く→アレロパシーの影響が無くなる→発芽率の高いセイヨウタンポポの増加→増加したセイヨウタンポポによるアレロパシーの増大→カントウタンポポの減少 ということでよろしいのでしょうか?

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