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根抵当について教えてください

昔父が所有している物件を担保に小さい会社を立ち上げたのですが、他の会社の業務が忙しくなった為代表権を部下に譲り経営を任せていました。後に父が事故で意識不明になり、そんな時期その会社が取引相手の会社に不渡りを掴まされ、連鎖倒産を避ける為こちらの了承も無く根抵当に書き換え、抵当価値以上の金額で借り増しさられてました。(父はその時期から亡くなるまでずっと意識不明で了承出来る訳ありませんし、家族にも借り換えの相談もありませんでした。) その後その件が発覚し母が説明を求めても父しか知らなかった事も多く忙しいなどごまかされて数年ろくな事情説明を受けてこなかったのですが、経営の存続が厳しくなってとうとう話し合いを持つことになりました。 そこで質問なのですが、根抵当の場合どの位負債を被る事になるのでしょうか?物件は諦めざるおえないかと覚悟はしているのですが、それ以上の負債を被るかと心配になりご相談致しました。当方今までこの件に関わっていなかった為事情が判り辛い質問になってしまい恐縮ですが、不足な点は補足致しますので宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gunglove
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回答No.6

>だから印鑑は持ち出さず勝手に借り換え出来たようです 勝手に借り換えは出来ませんよ。 たとえ、根抵当権設定契約の中の特約事項に「設定者は、根抵当権者からの極度額増額の要請があった時は、直ちにこれに同意する」との記載があったとしても、極度額の変更登記申請は必ず共同申請になります。 申請人は、根抵当権者である銀行と根抵当権設定者(=登記義務者)であるご本人(この場合は兼債務者)との共同でなければなりません。 今回のケースでは、ご本人が当該変更登記申請時にその代表者にその登記をすることについての代理権を授与していない、すなわちその代表者が登記申請時に本人から代理権限を授与されたことを証する書面を添付していなかったとすれば、この登記申請は無権利者からの申請となり無効、かつ当然に不法行為となります。 会社の取締役が犯罪をすれば、取締役の欠格事由に該当することのみならず、会社の経営上回復することができない損害を与える可能性が大きいため、(譲渡制限会社においてはすべての)株主は当該取締役の責任を追及し、当該取締役の個人財産への追及をすることができる余地があると思います。

medium938
質問者

お礼

gungloveさん、再度心強いご説明、本当に感謝いたします。 なるほど!そういう事ならこの借り換えは不法行為の成立が濃厚ですね!借り換え時確実に意識不明状態にあった訳ですから共同であるわけはありませんし、法的代理人の母にも了承はありませんでした。 このことが判った事でだいぶ心強くなりました!取締役の財産といっても抵当を穴埋めできるものではありませんが、なんらかの責任は約束させて来ようと思います。 本当に有り難う御座いました。

medium938
質問者

補足

gungloveさん、色々とご回答戴き本当に有り難う御座いました。昨日話し合いを行って参りました。 正直ぎりぎりの状態で再建は厳しそうでしたが、現状維持でなんとか回っており返済は滞るまでは行ってなかったので、ここで損切りするよりは様子を見た方が良いとの結論に至りました。無論ですが新たな担保や、会社を返したいとの勝手な言い分は却下しました。 借り増し時の契約には社長のみで、やはり連名での契約ではなかったので銀行と交渉してみることになりました。ただ、母は連帯保証人にはなっていませんが、父は代表権を譲った時連帯保証人抜いたかどうかが今の所不明の為それ次第ですが・・ ただお蔭様で社長には取り敢えずですが、責任を認めさせる事が出来ました。というよりももうとっくに自分だけ無傷で逃げ切りは出来ない状態であることを今更ながら認識したからの様です・・ まだ先は長そうですが、お蔭様で取り敢えず取っ掛かりは掴む事が出来ましたので腰を据えて頑張ろうと思います。 ご回答を寄せて頂きました皆々様、本当に有り難う御座いました。

その他の回答 (5)

  • gunglove
  • ベストアンサー率66% (4/6)
回答No.5

他の回答者さんから出ていますが、やはり連帯保証の有無を確認しておかなくてはなりませんね。小さな会社の場合だと、代表者等が債務(根抵当など)の連帯保証人となっているケースが多いですからね。 >その会社は名義上当方と無関係でうまく行っているから負債はうち(もう一方の会社)に被せて自分は逃げ切るつもりらしいです あと気になったのは、株主関係はどうなっておられるのでしょうか? 株主は、取締役に対して責任を追及できますよ。たとえ解散しても、取締役個人の財産を追いかけられます。

medium938
質問者

お礼

gungloveさん、再度ご回答有り難うございます。 先ほどのお礼の件、早速話した所、当方認識内容が一つ大きく勘違いしていた所がありました。 勝手に借り換え、借り増ししたのは父が意識不明の時だったのですが、根抵当は父が意識があった時了承し切り替えていたそうなのです・・ だから印鑑は持ち出さず勝手に借り換え出来たようです。折角の良案戴きましたのに私の混乱で潰してしまい、大変申し訳ありませんでした。 <負債はうちに被せてというのは思いっきり主観が入ってしまいました・・当方家族とは登記上無関係のようです。しかし別会社ですが、実質同会社の様な物でまたその社長資産単独で資本借り入れが出来るとは考えづらいので銀行は当抵当を同一担保と考えたのではと調べに回ってもらってる人間が疑ってましたが今の所全く判っていません。 でも私は短期間そこで手伝いしましたので内情を見てますが、黒字と言ってもかなり経費人件費もかかる仕事なのに、借り増し時疑わしい流れがあり、その辺りも正直疑っています。(抵当の方の会社は大分前から実質開店休業状態)母の連帯保証人も無いと思いますが、把握し切れてない為、その辺りも含めて明日確認をとるつもりです。 株主が追求可能なら母も株主でもありますので、役員という立場でも問題ないのであれば取締役に対して責任追及は出来ますね。まぁ株主といっても配当なんかはまったく無く、役員報酬も年間数十万程度ですが・・ でもまたの良案有り難う御座います。仲介役の人に提案してみて行けそうならその線で攻めて見ようと思います。本当に有り難う御座いました。

medium938
質問者

補足

<<株主は、取締役に対して責任を追及できますよ。たとえ解散しても、取締役個人の財産を追いかけられますよ ご親切心に甘えてしまい大変心苦しいのですが、宜しければこの点についてもう少し詳し下さると幸いです。

  • souzoku
  • ベストアンサー率47% (22/46)
回答No.4

もう一度、貴方の他の回答者への、お礼を、読んで気になっていたのですが、お母さんが、役員で、名を、つらねていますね。  どうも、肩書きだけで、経営は、ノータッチですね。 社長は、会社が、やばくなったので、自分は、頼まれ社長で、倒産したときは、お母さんや、身内の人が、責任をとってくださいといって、足抜けをねらってますね。そうして、会社の、倒産後の、処理を、全部、身内のお母さんや貴方がたに、おしつけようとしているようですね。いくら、負債があるのか、調べたほうが、いいですね。  根抵当の元本確定して、不動産差し押さえだけで、すめば、いいのですが、それ以外の、負債があれば、役員のお母さんに、責任に、押し付けて、逃げを、ねらっていますね。  

medium938
質問者

お礼

>責任に、押し付けて、逃げを、ねらっていますね。 そうなんです!抵当取られるのは覚悟してますが、実質自分が引き起こしといていざ潰れるとなったら押し付け逃げ切りは許せません! 父が生前は経営にタッチしてましたが、母はノータッチです。 この社長のもう一つの会社が波に乗ったとたんおざなりになり、借り増し前私が少し出入りしてた時にはすでにほぼ開店休業状態でした。(事務所も同じで別会社とはとても思いませんでしたが・・) 母もそれは知ってましたし父が倒れて手が回らなくなったのもあり勝手な借り増しが発覚前はどこか折の良い所でそちらを閉め、もう一方の会社が波に乗ってるならそちらに専念してもらおうと言っていたんです。不渡り掴まされた時なら大分債務も減っていたのでこちらも被害が少なく済んだのですが、おそらく裏書の連帯保証をおそれたのでしょう(母談ですが・・)勝手に上限一杯まで借り増ししとうとう回らなくなったらおっかぶせてぶん投げようというのですから! つい甘えてしまい途中から愚痴ですね。そろそろ止めます。

  • souzoku
  • ベストアンサー率47% (22/46)
回答No.3

自営の小さな会社を、やっている者です。  2代目です。専門的なことは、つまり法律的なことは、他の回答者を参考にしてください。いい回答です。  私の身上書   早稲田大学法学部卒   サラーリーマンの経験がなく、、居酒屋を、数件経営するだけの、小さな会社の、2代目経営者。32年、商売一筋いろいろ、修羅場を くぐりぬけてきました。今は、母親の相続で、小田原の家裁の調停で、相手が立てた弁護士と、1年以上、やりあって、今度、審判に、移行して、また、やりあう予定です。それで、ちょっと、親がつけていた根抵当で、ちょっと、調べたくて、貴方の質問に、眼がいきまして、他の回答者のご意見も、参考にしていただきました。  貴方の心労、よく、わかります。貴方の心配よくわかります。 なぜなら、私も相続で、親がつけた根抵当の問題とか、従業員の裏切りとか、類似体験しているので、同情してしまいます。  ところで、お父さんの会社に、相続人である貴方とか、母親とか、会社の、連帯保証人になっていますか。  とにかく、会社に対して、何らかの、債務保証をしていますか。根抵当をつけている物件以外に、会社にたいして、担保提供しているのですか。  不動産に、根抵当が、付いている場合、たとえば、2000万ついていると、2000万まで、自由に借入できるのですよね。   たとえば、500万返済すれば、1500万まで、借入の枠がひろがり、さらに、300万返済すれば、1800万まで、借入枠が、ひろがるということでしょう。もし、倒産したら、そのとき、1990万かりていたとしたら、1990万の元本確定するということでしょう。  通常、銀行は、不動産の担保価値を、下回った極度額で、根抵当設定します。  私の場合、3000万の土地に、1800万の根抵当を設定していますね。  だから、会社が倒産しても、担保不動産の、提供ですむのではないですか。  そのあとは、ちょっと分かりません。理由は、倒産しないように、がんばっているので、特別、詳しく知る必要がないからです。  ただ、お父さんの会社にたいして、ご家族が、債務保証とか、色々、関わっていなければ、会社倒産の場合、その根抵当提供不動産を、あきらめるだけで、すむのではないでしょうか。      

medium938
質問者

お礼

souzokuさんお気遣いまで戴き、有り難うございます。 ご経験者の意見、大変力になります!父の信頼しすぎが仇になったのでしょうが、父が意識不明の最中裏切った側近2人の件に我が家もほとほと振り回されてまして・・(2のお礼でも少し書きましたがこの件の他もう一件トラブルを抱えてまして・・) でも何せ思い込みの激しい母の言い分を要約しての質問だったので現情がまだしっかり把握出来ていませんが・・ 話を詳しく聞いてみると当方認識内容が一つ大きく違っていた所がありましたので訂正致します。 勝手に借り換え、借り増ししたのは父が意識不明の時だったのですが、根抵当を設定したのは父で意識があった時了承し設定はされていたそうなのです・・ 当方の現状理解不足のせいで質問内容がどんどん変わってきてしまい本当にすみません・・もう一方の不動産トラブルと混乱してしまいました。でも根抵当は最初から設定されてるとなるとさらに不利そうですね・・ 他保証人などは、資本金など出したのは父ですが、物件の根抵当以外は無いと思います。私も勿論ありませんし、母も連帯保証人にはなっていないと思いますが、詳しい金額や借り増ししたお金の行方も知らされてないので明日その辺も含め話し合いの席で確認する予定です。 激情に駆られている母は認めがたいでしょうがまぁこの様になった以上、私は抵当を取られるのは仕方が無いと覚悟してます。でも勝手に借り換え、借り増ししといて自分の美味しい会社だけ残して責任逃れようとしているのが許せませんので本人にも何らかの責任を負ってもらえる様模索してみるつもりです。 長文になり申し訳ありません。有り難うございました。

  • gunglove
  • ベストアンサー率66% (4/6)
回答No.2

一意見として、お読みください。 そもそも、根抵当権を本人(設定者)の代理権なく設定した行為は、本人が意識不明という意思無能力の状態であったことを考えれば、絶対的に無効な意思表示と考えられます。 今回のケースで、取引の相手方である銀行も、本人が意思無能力の状態にあったことを当然に知っていたはずなので、表見代理の成立する余地もないでしょう。もし、銀行がそのことを知り得なかったと主張すれば、当該代表者が詐術を用いていた可能性があります。ただ、相手はやはり銀行ですから、知り得なかったとの主張が認められる可能性は低いでしょうね。 また当該代表者の行為は、印鑑を持ち出すことが容易に可能だったという自身の地位を利用した完全な不法行為であり、横領罪が成立するのではないでしょうか? そこいらへんのことを、可能性として、交渉相手である当該代表者に指摘・提示して、様子を見てみるというのはいかがでしょう?不法行為の成立→刑務所行き、という流れをイメージさせることが大切かと思います。

medium938
質問者

お礼

gungloveさん、大変参考になるご意見有り難うございます。 父が確実に意識不明期間の借り換えでしたので無効だと私も素人ながら思ってました。ましてや、裁判所に申請し代理人となった母にも勿論借り換えの相談は一言もありませんでしたので! ただその事実が判ってから約3年位経っている事と、母が一応その会社の役員になっている事が少し心配ですが・・ 一食短には行きそうに無いですが、しかし私たちもこの件はどうしても納得いきませんので今回の話し合いで今までうやむやにされてきた事をきっちり追求してみようと思います。 しかし横領罪に当てはまるとは知りませんでした!!法の知識のまったく無い私は、~文書偽造とかになんのかなと思っていました。 これで一つ攻め手が増えて大変心強いです!!本当に有り難うございました。

  • outerlimit
  • ベストアンサー率26% (993/3718)
回答No.1

概略で正確性を欠きますが 根抵当は  抵当権者(取引先等債権者)と被抵当権者(質問では会社・債務者)の両者で  限度額を設定し  その限度額を限度に 取引で発生する被抵当権者の債務の担保にするものです  通常の抵当権は、登記された債務のみの担保ですが  根抵当は、両者間で発生する取引全ての担保になります (債務の発生、弁済による解消の繰り返しです)  担保する債務の額は、根抵当の限度額です これは、法務局で登記簿を確認(閲覧/謄本・抄本取得)できます 気になるのは >こちらの了承も無く根抵当に書き換え、抵当価値以上の金額で借り増しさられてました・・・・ この登記には担保物権所有者の印鑑証明が必要なはずですが ・・・ どちらにしても 債務を弁済できなければ、担保物権は競売に付されます、余れば所有者に渡されます、足りなければ被抵当権者の債務が残ります >昔父が所有している物件を担保に小さい会社を立ち上げたのですが・・・ このことの理解が不十分のようです、  土地を出資したのか  土地を担保に借り入れしてそれを出資したのか  それ以外か 経過を調べ、状況を理解することが、必要です 父上が、個人の印鑑証明取得に関することまで任せていた可能性もあります(その場合他の不動産にも影響がある可能性も)

medium938
質問者

お礼

outerlimitさん、詳しいご回答有り難うございます。 私もこうなるまで概要しか聞いてなく当初説明した経緯にも誤りがあったようですので詳しく聞きなおした経緯をお話します。 物件を当初担保に入れた経緯は手形の保証の担保だったようです。借り換え直前はうまく言ってなかった物の大分借金?も減っていたそうなのでその時廃業すれば家としてはよかったのですが、取引先倒産で売り掛けの小切手が不渡りとなり手形割引を利用していて裏書の補償をおそれた社長が無断で根抵当を付け融資として借り換えして難を逃れたのが本当の所の様です。(不渡り以上に借り増しもしています) その後潰れる所までまともに話し合いに付かず潰れるかどうかの瀬戸際で"どうしましょうか?私は会社を預かっていただけです”などとと言い出し始めこんな自体となってる次第です。 しかも担保売却価格よりも借りた金額の方が上回るので・・ 印鑑関連は当時右腕と信用していた父代表会社の部下に任せていたので、その人が勝手に持ち出した可能性が高いです。借り換えの時銀行も意識不明な事は知っていた筈ですが、その点も疑問の一つです・・ (辞めていった後その人間の怪しい事柄がいくつも・・辞めた後この問題の会社に良く出入りしてましたし、この件以外でもこの元社員がらみの不動産トラブルも抱えてまして・・) 実質父の会社の実務は父とこの元右腕社員が動かしていた会社なので、後任が付いた時には証拠も残されてなくすごく難儀してます。 話それついでですが、その任せていた(借り換えした)社長は同じ敷地でもうひとつ会社を経営しておりその会社の資本金とか担保も絡んでるっぽいのですが、死人に口なしとばかり、その会社は名義上当方と無関係でうまく行っているから負債はうち(もう一方の会社)に被せて自分は逃げ切るつもりらしいです。 正直弁護士立てて裁判!も考えますが、取り敢えず明日話し合いの為、もし追い詰められそうな何かがあればお教えくださると幸いです。 ご回答有り難うございました。

medium938
質問者

補足

読み直してみて判り辛いので自信ないのですが一応訂正します。 <手形の保証の担保=手形発行するための補償担保・・? <売り掛けの小切手が不渡りとなり=売り掛けじゃなく約束手形ですね・・? 学が無いもので良く分からなくなってしまいまして申し訳ありません。間違っていたら訂正してください。

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