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▽作曲法についての質問です。

他でも質問しましたが、もっと多くの方の回答を 読みたいのでここでも質問させて頂きます。 千住明先生や加古隆先生のように、 出来れば正規の作曲教育を受けた事のある方に 質問です。メロディーを考えてからそれにコードを付ける作曲法と、 コード進行を考えてからそれにメロディーを付ける作曲法だと、 どちらの方が正規の作曲法であり優れた楽曲が出来るのでしょうか? また後者の作曲法を取る場合、メロディーに使える音は、 基本的にはその小節のコードの中に含まれている音だけですか? 和声法というものかと思うのですが、つまり左手で特定のコードを 押さえている時に右手で弾いてはいけない音があるのですか? 更にこのコード進行を考えてからそれにメロディーを 付ける作曲法を取る場合、「コードスケールとは 何か?」を理解していなければ、美しいメロディーは つけられませんか?このコードスケールト作曲法の関係についても、 出来るだけ分かり易く解説して下さい。 余りにも初歩的な幼稚な質問ですみません。 わかる方、教えて下さい。ご親切なご回答が賜れれば幸いです。 宜しくお願い致します。

みんなの回答

  • ways
  • ベストアンサー率31% (79/253)
回答No.2

一般的に言われているのは、「コードが先だと、使われる音が限られてしまうため、作曲の幅も広がりにくいため、練習にはいいけど、あまりお勧めできない」とのことです。二人の先生がおっしゃっていたし、作曲の本にもそう載っていました。コードが決まっていて、弾いてはいけない音はあまりない気がします。例えば、メロディーが「ドシラソ」ときた場合、Cのコードでもいいし、Dm7を使うこともできるし。ただ、通して弾いていて、あまりに違和感を感じる時は、「合っていない」ということもあります。耳で聞いた感じは、一番大切です。音楽は、自然に聞こえれば、何をしてもいい。 コードスケールは、和音の種類を知っておく、というところです。無理にすべて使う必要はないし。

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回答No.1

>千住明先生や加古隆先生のように  芸大でアカデミックな作曲法を学び,ポピュラーミュージックへの造詣も深く,映画音楽など大衆の共感をえる術をもった作曲家・・・ということですかね。 >出来れば正規の作曲教育を受けた事のある方  芸大ではありませんが,クラシックの作曲法を学び,バンドマンやアレンジャーやビデオ作品のBGM作曲などしてました。レベルや経験,知名度においてお二方には全く及びませんが,経歴は近いです。 >メロディーを考えてからそれにコードを付ける作曲法と、コード進行を考えてからそれにメロディーを付ける作曲法だと、どちらの方が正規の作曲法であり優れた楽曲が出来るのでしょうか?  私の場合,まず,求められる作品を完成版をイメージし,それに必要な要素を同時進行で決めていきます。おそらくお二方も同じだと思います。たとえば,「懐かしい故郷の風景を思い出すような切ないムードのゆったりとした曲。悠久の山々がこだますようなフレーズの繰り返し,追分を思わせる朗々とした日本的メロディーとハーモニー。今回は予算もあるしオーケストラで編曲しよう。」みたいなことを考え,それに合わせてメロディーとハーモニー,リズム,オーケストレーションなどを同時に考えながら作曲していきます。メロディーは音楽要素の中でも特に重要な顔になるので,特に気を入れて推敲します。 >後者の作曲法を取る場合、メロディーに使える音は、基本的にはその小節のコードの中に含まれている音だけですか? 和声法というものかと思うのですが、つまり左手で特定のコードを押さえている時に右手で弾いてはいけない音があるのですか?    世の中にあふれている音楽は,シンプルなコードネームだけで表せるものばかりではありません,時代やジャンル,民族性,はたまた作曲家固有の癖など,固有のハーモニーや旋律やパターンがあり,現代の作曲家は,それらを必要に応じて使い分けます。バッハの作品ではトニックのドミソのハーモニーにラが加わることはありませんがロマン派ころから使うようになりますし,古めかしいジャズではさらにレの音が加わったりします。ブルージーなジャズだとラの代わりに♭シになるし,デュークエリントンのころには長7度(短2度)の音程を多用しています。時代とともにハーモニーは複雑・多様になっていきますが,これらはあくまで調性の音楽ですが,あえて調性を感じさせないように作曲する場合もあります。映画音楽などでは普通に使います。質問者様も普通に聞いていると思いますよ。  つまり,あるムードのもとでは「弾いてはいけない音」はあり得ますが,必要に基づき作曲家の意志で配置されているのならそれは「必要な音」なわけです。 >更にこのコード進行を考えてからそれにメロディーを付ける作曲法を取る場合、「コードスケールとは 何か?」を理解していなければ、美しいメロディーはつけられませんか? このコードスケールト作曲法の関係についても、出来るだけ分かり易く解説して下さい。     主和音がAmの曲でラシドレミファソラ(自然短音階)を基本にしたとき,服属和音Dmのコードスケールはレミファソラシドレ(ドリア旋法)となりますね。こんなのいちいち覚える必要はないでしょう。モードジャズなどと呼ばれ,いろんな模索してた時代の置き土産みたいなものかもしれません。どちらかというと,主和音がAmの曲でそのコードスケールをラシドレミ♯ファソラと演奏するときに,古いヨーロッパの雰囲気になることのほうが音楽的で理解しやすいでしょう。「グリーンスリーブス」「スカボロフェア」などがこれですね。この場合は服属和音がD,属和音がE,またはEmになります。まさにこれがドリア旋法になります。教会旋法はとりあえずはこのドリア戦法位を覚えておいたらいかがですか。私たちになじみなものは琉球スケールや都節,地歌,よな抜きといったところでしょう。質問者様は,きっとジャズ理論書か何かを覗き見して頭がぐるぐるなってるんじゃないですか? >余りにも初歩的な幼稚な質問ですみません。    決して初歩的な幼稚な質問とは思いません。本当は,だれでも気楽に作曲できるはずなのに,世の中にある作曲の情報が理論編重になっているような気がします。質問者様は,ただ,そんな情報に戸惑っているだけのような気がします。 

dynabook_0311
質問者

お礼

▽miwa-sadao様ご回答有難うございました。 感謝しています。(o^~^o)

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