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支那って本当に差別用語なんですか?
支那という言葉は差別用語だからあまり使ってはいけないと言われたのですが、年配の方(例えば今年で90歳になる祖母など)と話していると、そういった侮蔑の念は感じられず、ごく普通の中国を指す言葉として使われているように感じられました。 また、支那竹や印度支那、chinaというように使われていることから考えて、元々支那という言葉は蔑称でも何でもなかったのではないかと思ったのですが、実際のところどうなのでしょう。 その辺の事情に詳しい人がいたら教えてください。
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何度も記述して申し訳ないのですが…。 この手の議論になると必ず「差別用語」だと主張する方がいらっしゃいますが、当の中国が差別用語だと主張する事例を、提示する方は殆どいらっしゃいませんね。 中国の最大級のポータルサイトの名称が「シナ・ネット」であったり(日本のyahooが差別用語だったらどうなるか…。まして長野に数千人も集まるほど愛国心が高い中国人だったら…。)、東京新聞がシナ・ネットの運営会社である新浪網公司に対して行った取材でも 「シナに侮辱の意味が込められているというなら、自身の国家を強大にすればいいだけの話。新浪網は将来、シナを世界のブランドにし、中国人が誇れる呼び名にする。(4千年の歴史を持ち、自身の民族に揺るがない自信と気概を持つと民族ならではの言葉では有りませんか?)」 との回答を得ています。同社のサイトにも「欧米人にチャイナと呼ぶのを許しながら日本人にだけシナと呼ぶのを許さないのは不公平」など同社を支持する意見が寄せられているそうです。 中国情報産業省自体も「中国人に対する侮辱あるいは同国の利益に対して有害とみなされれなければ、措置をこうずる意図は無い」そうです。現在でもシナ・ネットが存在していると言う事は、中国と言う国自体がシナ(支那)と言う言葉に侮辱の意味が込められていないと考えている事の証拠ではないでしょうか? そもそも、シナ(支那)が侮辱の意味を持っていると主張するのは、日本から帰国した学者だけとか…。 語源をたどれば、中国最初の統一国家を築いた始皇帝の秦にたどり着く、この言葉を差別擁護だと主張する論調は、言葉尻こそ中国に配慮している様な様相を示しますが、中国の数千年にも及ぶ歴史を持ち、我が国のの多方面での師匠たる中国の歴史を否定し、日中の真の友好を阻害する行為にほかなりません。
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まあ、差別語、侮蔑語だと思いますね。 「支那、シナ」の語源については、皆さんのおっしゃる通りです。 そして、もう一つ、戦前に「中華民国」という国号がありながら、日本政府が、「『中華』というのは思い上がりだ、生意気だ。」という感情から、チャンと呼ばなかった、ということがあります。 その結果、マスコミもシナ、一般人もシナと呼ぶことが当たり前になってきました。 石原慎太郎が、中国を「支那、シナ」と呼んだり、?人(多分韓国朝鮮人)を三国人と呼んだりしているのは、彼の心の中に、侮蔑の感情が入っているからだと思います。 日本も、「『日本、日のもと』なんて生意気だ、『倭』でいいだろう。矮小という意味にも通じるし、いいんじゃないか。」ということで、中国から「倭」と呼ばれたら、イヤだろうと思うんです。 よその国のことを、屁理屈をつけて、向うの嫌がる呼称で呼ぶのは、バカのすることだと思います。
- westberlin
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ルーツをたどれば差別用語ではありません。 支那というのは元々古代のインドの文献にあった言葉だと大学の講義で教わりました。支那からチャイナになったそうです。 しかし、支那と呼ばれることに対して不快に感じている人は多いです。 差別用語か否かではなく、大事なのは聞いた人がどう感じるかです。 ですから、差別用語ではなくても支那という言葉はさけるべきだと思います。
お礼
古代インドの文献が元なのですか。 それは初耳です。 ありがとうございます。
- nishikasai
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Chinaは英語でチャイナ、スペイン語でもイタリア語でもポルトガル語でも同じスペルですが、読み方がそれぞれチナ、キナ、シナとなっています。 ポルトガル人やブラジル人が言うシナはいいけど、日本人が言うシナはだめというところがやっかいですね。 しかし、向こうが「使ってくれるな」というのだから仕方ありません。隣国というのはほんとに難しいもんです。北朝鮮だってNorth Koreaはいいけど日本人が北朝鮮と呼ぶと腹を立てるし・・・
お礼
北朝鮮というと怒るのですかw 初めて知りました。 ありがとうございます。
Q、支那って本当に差別用語なんですか? A、「差別」用語です。 差別用語ではなく「差別」用語というところがミソ。 昭和24年発行の広辞苑では、 >(「秦」の転訛に起こるという)中国のこと。 と、差別語との明記はありません。 しかし、現行の新明解国語辞典では、 >1 中国。 >〔江戸時代の中ごろから第二次世界大戦終結時までの日本における呼称。 > 現在、差別語として用いない〕 >2 俗に中国を呼ぶ名。 と、差別語であると明記されています。 さて、GWに実家に帰っての我が家での会話。 「まるで支那人の住まいのようなほったて小屋」なる発言が父親から飛び出しました。 「(満州でよく見かけた)戦中の中国人の貧弱な住まいと同等の作りだ!」 と、言いたかったようです。 まあ、このように支那人、朝鮮人という言葉は相手を侮蔑する文脈で使われてきました。 玄界灘に浮かぶ私が生まれ育った小さい島においては、まだ、その風潮の残滓も確認されます。 支那とか朝鮮という単語は、本来は差別用語でも何でもありません。 ただ、日本が中国や朝鮮を侵略するにおよんで、「支那人のくせに!」という文脈で使いました。 ただ、日本が中国や朝鮮を侵略するにおよんで、「朝鮮人のくせに!」という文脈で使いました。 そういうことで、支那、朝鮮という単語は、徐々に差別語のイメージ、装飾を持つに至りました。 支那の単語から歴史が付けた装飾を取り除けば、それは決して差別用語ではありません。 しかし、一旦身にまとった装飾はそう簡単に落ちるもんでもありません。 そういう意味では、正に、歴史が生み出した括弧(「」)付きの「差別」用語です。 と、私は、GWの体験を通して感じています。
お礼
やはり昔は蔑称ではなかったのですね。 具体的な例も示してくれてありがとうございます。
- indoken
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そもそも差別語は、受ける側が 差別的・不快に感じる点が全てです。 支那の語源については、お書きになったとおりですが、元々の語源が何であったかの問題ではないのです。 例えば、「貴様」は相手をぶべつする言葉ですが、もともとの語源は「あなたさま」で、蔑称でも何でもありません。
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お礼
詳しい記述ありがとうございます。 >「シナに侮辱の意味が込められているというなら、自身の国家を強大にすればいいだけの話。新浪網は将来、シナを世界のブランドにし、中国人が誇れる呼び名にする。(4千年の歴史を持ち、自身の民族に揺るがない自信と気概を持つと民族ならではの言葉では有りませんか?)」 この言葉はとても面白いですね。 言葉に侮蔑の念が込められているからといって、その言葉を禁止させるのではなく、自らのブランドを高めることによって誇りある言葉へとする… 現在の中国はあまり好きではありませんが、この考え方と気概は素晴らしいですね。