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ニュートンの冷却法則が導出できません。
熱電対の実験で、 「物体の冷却速度は周囲との間の温度差に比例し、 その比例定数をαとする」という仮定からニュートンの冷却の法則 「T=T2+(T1-T2)e^(-αt)」式を導出せよ。 という課題を課されたのですが…どうしてもわかりません。 微分を使えば良いのでしょうか? よければご教授お願いいたします!
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「冷却速度」 たとえば、1分間に温度が何℃下がるかということで、2分間で10℃下がったとすれば、10/2[℃/min]ということになる。一般に、Δt分間に ΔT℃下がったとすれば、冷却速度は、ΔT/Δtと書けるが、ずっと短い時間で測ったときを考えて、 dT/dt と書く。 これが、「周囲との間の温度差に比例し、その比例定数をαとする」というのだから、周囲の温度をT2、物体の温度をTとすれば、 dT/dt=-α(T-T2) 微分方程式です。 これを解けば・・・、だけど、 課題丸投げ。 あとは自分で調べる。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 とてもためになる解答をありがとうございました。 なるほど、回答者さまのように段階を踏んで整理していけば あとは基本的なところで理解できるんですね。 以下は私なりの解答です。 お暇があるときにでも、目を通していただければ幸いです。 本当にありがとうございました! dT/dt=-α(T-T2) これを解くと、 dT/(T-T2)=-αdt したがって、log(T-T2)=-dt+C(Cは積分定数) よって、T-T2=e^C e^ーαt ――(1) ここでe^C=βとおく。 t=0のときの物体の温度をT1とすれば、T1-T2=β これを(1)に代入すると、T-T2=(T1-T2)e^ーαt したがって、T=T2+(T1-T2)e^ーat 以上より、ニュートンの冷却の法則(1)式が導出できた。