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pretty がなぜveryの意味になるのか

ずっとpretty goodは ちょっと良い の意味だと思ってました なぜprettyがveryとてもの意味に使われるのですか? prettyって小さくて可愛いみたいなイメージ持ってしまいます

質問者が選んだベストアンサー

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  • go_urn
  • ベストアンサー率57% (938/1643)
回答No.3

こんにちは!  prettyは、外来語ではなく、古いアングロ・サクソン語の起源を持っているので、沼のように窺い知れないところがあります。No. 1 のお方がおっしゃっているように、「だます」という原義ではないかと言われています。  deceitful → tricky → cunning → clever → skilful → admirable → pleasing → nice → かわいい  ある辞書によると、だいたいそんな意味の変遷を辿ったとされています。でも、pretty がけっして beautiful に及ばないのは、原義の「だます」というネガティブなイメージの残滓があって、表面的な、つくろった魅力の域を出ることができないためだと考えると面白いですね!  さてお尋ねの、副詞用法ですが、admirable(見事な)というところで、pretty sum というのが、相当なお金という意味を持ち、それが副詞に転用されて pretty good が相当良いという意味で使われるようになったのが接点ではなかろうかと推測されます。  なお、pretty の訳語は、「かなり」、「結構」、「相当」、「とても」、と幅広いですので、「とても」という定義だけ覚えられるのは危険ではないかと危惧します。  日本語でも、わたし料理うまいです、というと、威張っているようで聞き苦しいですが、そこを、わたし料理【結構】うまいです、というと聞きやすくなりますね。それと同じ働きを pretty が受持つことが多く、その場合、「とても」という訳は避けたほうが良く、「結構」「かなり」「なかなか」という訳語がいいです。  I am a good cook. (嫌み)  I am a pretty good cook.(受け入れやすい) 「とても」という訳語がぴったりのときもありますが、どちらかというと稀ではないかと思います。  以上、ご参考になれば幸いです。

noname#63044
質問者

お礼

詳しい解説いただき勉強になりました

その他の回答 (2)

  • taked4700
  • ベストアンサー率37% (777/2050)
回答No.2

No.1さんのご回答の通り、pretty には、「ずる賢い」と言う意味が元々あったようです。 今現在の意味は、基本的に、形容詞として「かわいい」、副詞として「かなり」です。 英和辞典には載っていないことが多い様子ですが、英英辞典には次の意味が載っています。 http://www.bartleby.com/61/84/P0548400.htmlより引用: >Ostensibly or superficially attractive but lacking substance or conviction: full of pretty phrases. つまり、「実質がなく、表面上魅力を持った」と言う意味です。多分、これが最も基本的なイメージで、「あまり中身はないが、ともかくちょっとよく見える」から「かわいい」とか「かなり」と言う意味が出てきているように思えます。なお、「小さい」と言う意味はないようです。

noname#63044
質問者

お礼

とても興味深く参考になりました

回答No.1

prettyは本来「ずるい」という意味で使われていました。 そこから派生し「とても、かなり」という意味を持つようになったのです。 具体的には以下 「ずるい」→「利口な」→「好ましい」→「かわいらしい」→「とてもよい」→「とても、かなり」 以上、手持ちの辞書からの抜粋でした

noname#63044
質問者

お礼

そういう経緯があったのですね 勉強になりました

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