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シュガートーストの砂糖が溶けない理由は?
今朝、子供に質問されました。 どうして、水に砂糖は溶けるのに、シュガートーストの砂糖は焼いても溶けないのでしょうか。 同じような質問で、パンを焼いた時にチョコレートが溶けないのはどうしてなんでしょうか。 よろしくお願いします。
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水に砂糖が溶けるのは、水に対する砂糖の溶解度に飽和していないからで、シュガーマーガリンはマーガリン中の水分に対して飽和状態にあるからです。 砂糖の溶解度は25℃で水100mlに対して約200gです。 シュガーマーガリンの配合はマーガリン:砂糖=1:1として、マーガリン中の水分が20%なら、砂糖は室温でマーガリンに対して40%しか解けない(あとの60%は固形として残る)と考えられます。 一方、砂糖の融点は186℃なので、この温度までは固体である砂糖を加熱しても液化しません。 厳密に言えば、温度上昇によって溶解度は上がるので、その分は解けると考えられますが。 チョコレートですが、解けるというのは油脂分の液化と説明されます。 例えば常温販売のチョコレートの場合、この季節の融点で30℃程度とします。 このチョコレートは30℃に放置すれば解けるということですが、この油脂結晶の緩和には時間がかかります。 一気に180℃のオーブンに入れてしまえば、油脂が溶ける前に、チョコレートに多く含まれる砂糖などの糖質が炭化してしまいます。 これを一般には焦げると言います。
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No.1様が仰っているように 水に「溶ける」と、熱で「融ける」のは違います。 水に溶けるのは、水にまざること。 融けるのは、固体から液体に変わること。 通常、融けた砂糖のように思えるのは、砂糖を水に溶かして煮詰めた(水分を少なくした)ものではないでしょうか。 食パンに板チョコをのせて、オーブントースターで焼くと、板チョコは融けると思います。 パンは焼いて作りますが、パンにチョコレートがついているのは、融けたチョコレートをかけているからでしょう。
お礼
そうですね。溶けると融けるの違いなんですね。参考にさせていただきます。
砂糖の融点(固体が溶解する温度)が高いからです 融点は同じ砂糖と言っても物によりけりです 水に溶けるのは溶解で溶解とは関連がありません
お礼
参考にさせていただきます。ありがとうございました。
お礼
詳しくありがとうございました。まだ6歳なので、子供に説明するのが難しくて困っていました。助かりました。