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ラットのみ認識の一次抗体
蛍光抗体初心者ですので、宜しくお願いします。 現在ラットのみ認識するビオチン化抗her2抗体(マウス)を使用して、ビオチン-ストレプタビジン系で蛍光交代法を行っております。この一次抗体がなくなり、注文しようとしたところ、どこの会社も同様の抗体が生産中止になっていました。ratとhumanを両方認識する抗体はあります。またビオチン化されていない抗体はありました。 今後の方法として、ラットのみ認識の抗Her2抗体を1次交代として、ビオチン化二次抗体、そして蛍光標識ストレプタビジンという方法を考えてはいますが、他に何か方法はありますでしょうか?何でもかまいません。お知恵を貸してください。
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- MIYD
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区別する必要があるのは、内在性のHer2でしょうか? だとしたら、それぞれのみを認識する抗体が無いと区別がつきませんね。 ラットにタグ付きのHer2をノックインするよりも、抗体を作る方が楽だと思います。 例えばヒトher2を発現ベクターで導入しているのでしたら、 ヒトher2にFLAGやGFPなどのタグをつけておいてそれで検出し、 ラットHer2のみ認識する抗体でラットHer2を検出すると、 区別が出来ます。 ただ、抗体のデータシートにラットとしか書かれていないことを理由に、ヒトHer2を認識しないと考えているのであれば、ヒトHer2を認識しないことを示す実験が一つ必要になります。
- MIYD
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>ratとhumanを両方認識する抗体はあります ratとhumanを認識するビオチン化抗Her2抗体があるという意味でしょうか? そうであれば、別にその抗体でいいのではないでしょうか。 ヒトのHer2とラットのHer2を区別する必要がある実験なのでしょうか? >ビオチン化されていない抗体はありました ビオチン-ストレプトアビジンで増強しないと見えない系なのでしょうか? 増強しなくても、同じ標識であればいいというのであれば、 抗Her2抗体-蛍光標識2次抗体の方が手順が短いので、非特異な染色も減ると思います。
お礼
早速の回答ありがとうございました。蛍光標識したストレプトアビジンがあるので、ビオチン化した方がいいと思っていましたが、確かに蛍光標識二次抗体の方が手順が短いですよね。増強しないと見えないかどうか、試してみたいと思います。 また、このようなヒトとラットを区別する実験では、ヒトのみ認識、ラットのみ認識とする抗体をそれぞれそろえるべき、という認識で、正しいでしょうか?
補足
ヒトとラットのHer2を区別する必要がある実験です。
お礼
回答ありがとうございます。すっかりお礼が遅れてしまって申し訳ありません。現在ラットのみ認識一次抗体と、蛍光標識二次抗体を注文したところです。おっしゃるように、ヒトHer2を認識しない実験も行わないといけないですね。回答ありがとうございました。