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二次抗体の認識部位について

二次抗体は、還元型の一次抗体も認識してしまうのでしょうか? 過去のQ&Aに、「この二次抗体に色々な標識物質(酵素抗体法では主にビオチン、その他、色々な蛍光物質、RI等)を結合させ、これを反応させ、抗原に結合した一次抗体のFc部分に結合させます。(抗原に結合する抗体の部分はFab)」という回答がありましたが、これからすると、還元型一次抗体も認識するように考えられるのですが。 ご存知の方、教えて下さい。

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  • ベストアンサー
  • sfwaesr
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回答No.1

使用する二次抗体によります。 例えば、マウスモノクローナル抗体による免疫沈降物を2-メルカプトエタノール/SDSの入ったサンプルバッファーでボイルしウェスタンブロッティングした際に、二次抗体として抗マウスIgG抗体を用いると50kDa程度、25kDa程度にバンドが検出されることがあります。 市販されている抗体にはこのような二次抗体が多く、これは還元条件下でのマウスIgGを認識していると言えます。 例えば、eBioscience社のTrueBlotという抗体は還元状態のIgGを認識しない二次抗体ですので、少なくともウェスタンブロッティングではこのようなIgGは認識されないことを売りにしております。私の方でも50kDaほどの免疫沈降物で困っていたのですが、この二次抗体を用いることで解決できました。抗体価はあまり高くありません。 (もし、免疫沈降で困っているようでしたら、後は免疫沈降する抗体をビーズに固定する方法も有効です)

参考URL:
http://www.ebioscience.com/
a-waka
質問者

お礼

ご使用情報を含めたご回答、ありがとうございます。 とても参考になりました。 還元状態のIgGを認識しないという区別はどこで出来るのか、eBioscience社の製品を確認してみたいと思います。

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