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アインシュタインの箱をどのように理解すればいいの?
Einstein's Boxesは、1927年のソルベイ会議で Einsteinが話した思考実験です。 quant-ph/0404016 に、その後の展開も含めて紹介されています。 私は最初、佐藤文隆氏の岩波新書『宇宙論への招待』の p196で 知り、その後、、数理科学別冊『 量子の新世紀 』では 上記文献まで含めて紹介されていたのですが、 1つの箱に1つの量子を入れたものを用意し、 箱の中を観測しないで真ん中に仕切りを入れて2つにしてから 分離し、それぞれを離れ離れにした場合、 波動関数は2つの箱にまたがって存在するというものです。 この現象は、箱という無限障壁に囲まれていることで 事の核心を描き出しているのですが、 分離した2つの箱の内部同士は、3次元のトポロジーを どのように変形しても繋がらない関係になっている点がポイントです。 では、波動関数が描き出すつながりって、どうやって 実現されているのでしょうか? 同様の疑問は、磁気的に遮蔽された影響か波動関数を通して 現れるAB効果についても言えます。 ただ単に、波動関数を通して影響が伝わり計算も出来るだけで 終わってしまうのではなく アインシュタインの箱は、波動関数というもののが 通常の3次元空間からはみ出した存在であることを示しているのです。
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noname#58790
回答No.1
もう一度読み直したら? http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/kairo15.htm 向こうには無回答。